【うつ休職体験記】価値観が合う友人は、時に親や家族以上に頼りになる!復活のキッカケを与えてくれた存在

精神科にて「うつ状態」と診断され約2か月休職していた僕ですが、休職中に気づいた大切なことに触れてみたいと思います。

■この記事のターゲット

・精神的に落ち込み、塞ぎこみがちになっている方
・学校に行けない、会社に行けないという悩みを持つ方
・故郷を離れ、初めての独り暮らしでちょっと寂しくなっている方


そしてこれらを何とか打開したいと思っている方々

別記事「休職中にやって良かったこと、悪かったこと」でも触れていますが、生まれ故郷の価値観の合う友人宅に数日お邪魔したことで新たな気づきを得ることができました。


■気づき

・かつての元気だった頃の自分のノリを思い出して、自分のキャラクターを再認識したこと

・今住んでいる地域の「地域性」というか「県民性」が僕のキャラに合っていなかったこと


価値観の合う友人とお互いに「親や家族にも言わないような本音」で会話できたから気づけたことだと思います。

■この記事で伝えたいこと

・価値観の合う友人、知人はたった一人でもいいので大事にしよう

・気持ちがつらくなった時には会いに行ってみよう

ここからは、僕が実際に上記のように感じた経緯を体験談とともに振り返ります。

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僕が地元に帰ろうと思ったキッカケ(体験談)

冒頭でも書きましたが、僕は「うつ状態」と診断された結果、上司とも相談して会社を休職することにしました。

詳細は仕事より自分の体!とにかく休む!うつっぽいなら生きるためのエネルギーチャージをを参照ください。


しばらく家の中で過ごしていましたが、妻子持ちである僕は家にいてもゆっくり休息できる環境ではありませんでした。

妻への気遣い、子どもの世話など、仕事のストレスよりは全然マシですが、自分のしたいように暮らすわけにはいきません。 

色々考えた結果、早く体調を回復させるために遠く離れた実家(車で二時間半)で数日間過ごそうと考えました。

しかし、最終的には実家に帰ることはしませんでした。

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実家に帰らなかった理由

実家に帰らなかった理由としては、

・今さら年老いた親を心配させたくない

・親とは言え、今の僕の状態について理解は得られないだろうと考えた

からです。


逆に僕の新たなストレス源になる可能性を感じ、路線変更で地元の友人に4年ぶりに電話をしてみました。

偶然だったのですが、その友人も似たようなメンタル疾患で休職中ということが分かりました!

なんという奇跡!

同じ時期に同じ境遇ということで縁を感じ、実家には顔を出さず、その友人(独身)宅にお邪魔することにしました。

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価値観の合う友人宅でどのように過ごしたか

疲労を感じながら2時間高速道路を走り、無事地元へ到着。

約4年ぶりに友人に会いましたが、4年ぶりとは思えないほど久々感が薄かったのを覚えています。

まずはお互いの近況を話しあいました。

やはりお互い、仕事でのストレスが原因でこのような状態になっていたところも共通していました。(彼とは僕の前職で知り合った友人なので、おおよそ想像がつきます)

友人は何のやる気も起きない僕に晩ごはん、朝ごはんを作ってくれました。

なんとありがたかったことか。

とにかく会話しまくる

どうやって過ごしていたかというと、
TVも付けず、ほぼ外にも出ずにひたすらダイニングテーブルを挟んで話をしまくっていました。

仕事のこと
家族のこと
しょうもないことetc…


「お互いの体調を優先して好きなように過ごす」
というルールのもと、それぞれが自分のしたいこと話したいことを順番にやっていったような感じです。

彼は散歩を日課にしていたので、彼が散歩中は家で留守番してただボーっとして、彼が戻ってきたら再び会話がスタートです。

それを繰り返すうちに昔の明るく、たまにボケる僕のキャラが戻ってきました。

あぁ、俺ってこういうキャラだったよな・・・

ワケあって転職して今は遠くの別の地域に住んでいますが、そこではそういうキャラが知らぬ間にナリを潜めていたことに気づきました。

淡々と9年ほど過ごしていたように思います。

「なんでオレ変わっちゃったんだろうね?」

という会話の中で、

今住んでいる地域の人々のノリ(県民性?)と僕のノリが合わない

ということに気が付きました。

私見ですが、今住んでる地域の人々(すべてとは言いません)と

・笑いのツボが全く異なる
・ボケに対する的確なツッコミがなく、マジメに切り返される


という些細なことですが、僕にとっては自分本来のキャラクターが抑え込まれる状況になっていたように思います。

「県民性」とか「地域性」とかやっぱ存在しますよ。。
そしてそれに「合う合わない」もある。

それが認識できただけでも気の合う友人と会話した価値があるってもんです!

会話をするときは対面を避ける

これは別記事にも書いてますが、対面で喋ってると相手が友人でも疲れます。

座る位置や環境を変えてみるなどして、できるだけ多くの会話ができるように配慮しました。

座る位置に関するテクニックはこちら

こんな感じや
こんなとこでも

同じ景色を見ながら話すと、心のベクトルが揃います(^^)

それにしても自然の中でダラダラ会話するのは楽しいです。

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さいごに 「自分を肯定できる環境に飛び込もう」

たくさんの友達を持つこともいいんですが、価値観の合う友人が一人だけでもいれば、大きな安心感を得ることができます。

苦しい時は、また遊びに行けばいいんですから。

きっとその友人は、こころよく迎えてくれるでしょう。

そういう関係を維持するためにも「この人!」と決めた友人は大切にしなければならない思います。
僕は本当にラッキーでした。

もし、そういう友人がいなくても同じような境遇の人は必ず周りにいます

例えば今回のような「メンタル疾患の同士」であれば同じ会社内にもいるでしょうし、市街地などでは地域に似た者同士のコミュニティがあるところもあります。

それでもいなければ、ネットの世界で探せばいくらでも同士がいます。

Twitter、Facebookなどで呼びかければ、暖かい言葉やアドバイスがもらえます。

思い切ってそういう環境に飛び込めば簡単に馴染むことができるでしょう。

そこでは「自分を肯定してくれる人」がいます。
これほどうれしいことはありません。

自己肯定感とともにサクッと次のステージへ進んで人生の幅を広げていきましょうよ!

そして堂々と天寿を全うしましょうよ!

おわり

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