【走りとスタイリングは◎】HONDA「CIVIC HATCHBACK(2018年~モデル)」に試乗してみた!

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■この記事のターゲット
・ホンダ「シビックハッチバック」に興味がある人
・シビックハッチバックの試乗レポートを参考にしたい人

このブログの主なジャンルとは内容がかけ離れますが、 今回の記事では「車の試乗レポート」をしてみます。

筆者はかつて、自動車電装品メーカーに勤めていたことがあります。

・滴る鼻水が「パリーンと砕ける」マイナス40℃の部屋でエンジンテスト
・気温40℃の試験施設で汗ダラダラになりながら延々と車を運転

もうかなり昔の話ですが、いい思い出です。

そんなかつての日々思い起こさせてくれたのが、先日僕の愛車(ミニバン)の定期点検時に代車で借用したホンダ「CIVIC HATCHBACK(シビックハッチバック)」です。
注:2018年モデル(型式:6BA-FK7)です。

そんな縁もあって、シビックハッチバックの試乗レポートをお送りします。

約半日の借用の間に「大きな幹線道路」、「峠道」、「市街地」を意図的に走ってみました。
このクルマに抱いた個人的な感想は下記の通りです。

参考までに筆者(男性)の自動車保有歴です。※現在はミニバンです。

20代前半:三菱の1600ccスポーツハッチバック(ノンターボ)
~20代後半:トヨタの 1800ccスポーツハッチバック(ノンターボ)
~30代後半:スバルのSUV(ターボ)

これらの乗車経験と、自動車電装品メーカー勤務の経験を基にレビューしていきます。

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シビックハッチバックの外観(エクステリア)

まずは外観です。

正面
側面
ナナメから


ここ数年のホンダはシャープなフロントマスクのデザインになっています。シビックもかつての丸い目つきから強面になっています。
この辺は好みもあると思いますが、個人的には結構好きですね。

ボディサイズは全幅が1800mmとそこそこ広く3ナンバーサイズですが、全高1435mm、全長4520mmと、大きいと感じるものではありません

もともとハッチバックは好きなので、ルーフが後ろに行くにつれて低くなるフォルムは低重心感があってなぜかホッとします(笑)

タイヤは標準で18インチです。最近は標準タイヤも大きいですね・・・。


タイヤ代もバカになりませんよ

こういうところが「この手のクルマ」のクルマ離れを招いている要素のひとつかもしれません。
まあ、走りには貢献してくれそうな感じですけどね。

リアウィンドウの面積は小さく後方視界は悪そうですが、スポーティ感は増しますね。



マフラーはデュアルのセンター出しで、ノーマルのまんまでも十分カッコイイと思います!

個人的には、ライバルの「カローラスポーツ」、「マツダ3」、「インプレッサ」よりもカッコイイと思いますがどうでしょうか?

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シビックハッチバックの内装(インテリア)

内装は可もなく不可もなくですね。
ただ、他社製だと追加オプションになるようなものが標準装備されています。



個人的には300万円も出すなら、もう少し内装を頑張ってほしかったところではあります。
部分的にプラスチッキーなところもあり、安っぽさが見え隠れします(目立たないところではありますが)。



インパネはデジタル表示で視認性はいいですが、ドライビングポジション的に深く腰掛ける形になるのでハンドルが邪魔して見えにくくなる場合もあるでしょう。

エンジンスタートボタンがハンドルの右側にあるのはGood!筆者のミニバンは左側なのですが、ハンドルとワイパーレバーが邪魔で押しにくいんです・・・。

居住性ですが、180cmやせ型の筆者でもそんなに狭いと感じることはありません
前席ポジションを筆者用にセッティングして後部座席に乗ってみましたが、前席と膝との間にこぶし一個分の余裕はあります。

天井はもともと車高が低いので多少圧迫感はあります(筆者の頭との間にこぶし一個半くらいの空間)。

ハンドルは本革巻で滑りにくく、握った感じはいいですね。

シートは革ではありませんが、スポーティなファブリックで身体へのホールド感もあります。
アクセル、ブレーキペダルはステンレス製なので、雨の日に靴と擦れてゴムが「キュッキュッ」と鳴ることは少なそうです(筆者的にこだわる部分)。

収納は特別多いというわけではありません。各座席で1つずつはペットボトルを置けるようにはなっています。

トランクルームはそれなりに広くとられており、後席シートを倒すとフラットで広い荷室にすることができますが、車中泊は一人が限界ですかね。。。



嬉しい装備なのが、引き出し式のトノカバーです。荷室のプライバシーを守るほかに、軽い荷物を置いておけばカンタンに後席から荷物を取り出すことができます。

不要な時に邪魔にならないトノカバー
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シビックハッチバックの快適装備

運転席パワーシートが標準(助手席も)なので、細かなドライビングポジション調整が可能です。

運転席・助手席シートヒーターも標準装備で、寒さに弱い人や腰痛持ちさんには嬉しい装備!

この手のクルマには珍しい(?)エアコンのリア吹き出し口がありますが、このサイズでそこまで必要なのかは定かではありません・・・。

4スピーカー+4ツィーター(高音に特化したスピーカー)も標準装備で、多少音にこだわっている感じが見られます。

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シビックハッチバックの乗り心地(試乗レポート)

さて、ようやく乗り心地のレポートです。

実際に乗ってみて、そしてその後シビックについて少し調べてみて感じましたが、このクルマの「最もユニークな特徴」は、

1.5Lで最強クラスのエンジンを積み、スポーツ走行を難なくこなせるプラットフォームのハッチバック

に尽きると思います。
経済性と走る楽しさ、そして充実した安全装備(HONDA SENSING)を持った良い車だと思います。

1.5L VTECターボ(ハイオク仕様)のトルクフルな加速

5代目ステップワゴンで1.5L VTECターボが初めて搭載されました。1.5Lの小排気量ながら2Lクラスノンターボ車のパワーを持ち、日常生活や高速道路でも余裕の走りを見せます。

シビックハッチバックに搭載されるエンジンも1.5L VTECターボですが、ステップワゴンのレギュラーガソリン仕様と違いハイオク仕様になっています。

これが最大182馬力、最大トルク24.5kgf・mという2.4Lノンターボ車クラス以上のパワーを生み出します。

アクセルを踏めば1800回転あたりでグッと背中を押されるような加速が始まり、3000~6000回転あたりまではドンドン加速していきます。
時速0→100km/hまでの所要時間は6秒程度。

日常走行と高速道路走行でパワーにストレスを感じるようなことは無いと言っていいのではないでしょうか。
上り坂、高速の合流や追い越しで余裕のある走りができるでしょう。

このパワーは、1.5L前後の国産ダウンサイジングターボでは珍しいハイオクガソリン仕様ならではのものです。

なぜハイオク仕様だと高出力なのかと言うと、
エンジンのシリンダーに内で圧縮されたガソリンを点火するタイミングをレギュラーガソリンよりハイパワー寄りにできるからです。

ガソリンエンジンには「燃料の爆発のパワーを最大限引き出せる点火タイミング」が存在します。

じゃあすべてのクルマでそうしてるんじゃないの?
と思われる方も多いと思いますが、出来ない理由があります。

点火タイミングをパワー最大方向にしていくと「ノッキング」という現象が起こり始めます。
ノッキングを簡単に言うと、通常のガソリン燃焼状態と異なりエンジンに負担(異常振動と異常高温)をかけてしまう現象で、そのままの状態を放置するとエンジンが壊れてしまいます。

ハイオクガソリンは、このノッキングが起こりにくいガソリンなので各車メーカーはガソリンの点火タイミングを高出力寄りに設定できるのです。

なぜ、ノッキングが起こりにくいかというと「オクタン価の違い」なのですが、話が長くなるので割愛します(笑)

当然ハイオクガソリンはレギュラーガソリンより高価なので、特に日本では採用しないモデルの方が多いのです。

ステアリングと足回りについて

これだけのパワーを持つクルマなので、ステアリングと足回りを含めパワーに適したセッティングである必要があります。
※足回りとは、衝撃吸収の機構やタイヤの路面への食いつき具合や安定した姿勢を保つための部位などのザックリした呼び方です。

ステアリングは電子制御パワーステアリング(Electric Power Steering:EPS)です。
モーターの力でハンドル操作をアシストしてくれます。

シビックではハンドルの操作量に応じてタイヤの切れ角を変える制御を行っており、繊細な操作の時にはタイヤが切れすぎないように、大胆に操作するときはクイックレスポンスするような設定です。

これにより直進安定性能と高速コーナリング性能を高めることができるのです。

実際に運転してみると、直進でハンドルの微調整をし続ける回数が少なくて済むのでストレスが少ないです。
また、結構きついヘアピンカーブを高速で侵入してみましたがスムーズにラインをトレースすることができました(足回りのセッティングも重要ですが)。

ギュインッという感じでRの小さいコーナーを旋回することができます。

高速走行でもドライバーは安心して安全なハンドル操作ができるでしょう。


足回りはスポーティなクルマなだけにガッチリしています。
しかし、小さな段差でポンポン跳ねたり大きな振動がくるようには感じません。

それでも路面の凹凸状況をシート座面を通じてしっかりとお尻に感じ取ることができます
高速コーナリングでも車両の歪みを感じることなく、しっかり路面に吸い付いて回るイメージです。

ミニバンやSUVのややフワッとした足回りに慣れている方は硬い乗り味と感じるでしょうが、日常の運転でストレスに思うほど硬いものではないと思います。

人馬一体と言いますか、動かしたいように動かすことができるクルマですね(スピードの出しすぎはいけませんよ)。

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シビックハッチバックの位置づけ

率直にシビックハッチバックは走りを楽しめる良いクルマだと思います。

しかし、競合他社のライバルモデルと比較してユーザーの関心を引く「分かりやすい特徴」が無いと思います。

ライバルは以下のような分かりやすい特徴があります。

■トヨタ カローラスポーツ 1.2Lターボ ※レギュラーガソリン
・そこそこの走行性能に加えて価格が安め
・ハイブリッド、4WD設定がある


■スバル インプレッサスポーツ 1.6Lノンターボ ※レギュラーガソリン
・4WD走行性能が高い
・高度な運転支援システム「アイサイト」搭載
・ハイブリッドもあり


※スバル レヴォーグもカテゴリーが近いが、ツーリングワゴン寄りなので除外

■マツダ3 2Lノンターボ ※レギュラーガソリン、1.8Lディーゼルターボ
・ディーゼルエンジンモデルあり(高トルク、軽油により経済性で有利)
・4WD設定がある


シビックハッチバックはこれらの中でも高い走行性能を持ち、運転支援システム「HONDA SENSING」も高い評価を得ていますが、価格が高めということとライバルのように目に留まりやすいセールスポイントに乏しいのがツライところではないでしょうか(FFのみで4WD設定も無し)。

実際国内販売台数もライバルの中で最下位というのが現実です。

シビックのようなスタイリングが好みで、純粋にスポーティな走りを楽しみたいという指名買いユーザーが主な客層と思われます。

しかし、運転を楽しみたい人なら一度試乗してみれば購入候補に挙がってもおかしくないクルマだと思います。

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シビックハッチバック試乗まとめ

ではまとめます。

シビックハッチバックはこんなクルマ

・日常使いでも使いやすく、スポーツ走行も高いレベルでこなす

・国産の排気量2L以下クラスのハッチバックでは一番カッコイイ
(と思う)

・価格は高いが「走り」、「デザイン」、「安全装備」を重視する人にはイイかも

(価格は2,948,000円~)

・多くの人に売れるような突出したものがない・・・
ただし、 最大182馬力、トルク24.5kgf・mのVTECターボエンジンは 1.5Lクラスで最強レベル

ハッチバックが好きで走りを楽しみたい人は、試乗してみると何か感じるところがあると思いますよ!

ちなみに6MT仕様もあります!

おわり

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