【Surface Pro7は即買い?】Surface Pro6と比較・徹底レビュー【業界エンジニア視点】

Surfacepro7レビュー タイトル Microsoft Surface
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■この記事のターゲット
・Microsoft Surface proの購入を初めて検討している方

・今持っているMicrosoft Surface proを最新型に買い替え検討中の方


・Microsoft Surfaceシリーズが好きな方



Microsoftの2in1ノートパソコン「Surface Pro7」が、2019年10月22日から発売されています。

Surface Pro7


僕が初めて購入したSurface proは2017年モデル(第5世代)ですが、そのパフォーマンス・デザイン・携帯性で今現在も苦に思ったことがありません!

筆者のSurface Proお気に入りポイント

スタイリッシュでシンプルなデザイン

軽量、持ち運びに便利なサイズ感(程よいガッシリ感)

・タブレット、ノートPCとして1台2役で活躍中

・キックスタンドの開閉角度の広さと保持力の高さ

・それなりのイラストが描けるパフォーマンス

イラスト Surfacepro
Surface Pro 第5世代(2017モデル)
筆者所有物


今後もSurfaceファンとしてMicrosoftの新デバイスを見守っていきたいと思っています。
(ただ、アクセサリーも含めてお高いっすけどね・・・)


この記事では、

・Surface pro7と前モデルのカンタン比較

・Surface Pro7が進化したポイント

・Surface pro7は買いなのか?


について記載しています。

僕は職業柄、パソコン製造の業界について一般の人より知識がある方です。

そんな僕が現在所有しているSurface proを使ってきた視点から、Surface pro7をレビューしてみたいと思います。

まず結論から言いますと、

①新規購入を考えている方
Surface ProXとしっかり比較しましょう

もちろんSurface Pro7を購入したいという方には賛成ですが、ちょっと待ってみましょう。

2020年1月14日から日本で販売開始されたSurface ProXは、13インチと現行より若干大きな画面サイズでLTEモデル(SIMカード付けてキャリアの電波で通信可能)なので、その他のスペックも含めて比較して検討してからでも遅くはないです。

本体サイズもあまり変わらないし、実機を触ってみて感じることもあるでしょう。

さらにSurface Pro Xは、

タッチパネルの外周額縁がSurface Proよりも狭くなってスタイリッシュになっています。

また、新型Surface Slim Penはタイプカバーに収納できるようになっているのも見逃せません!

Surface Pro X
Microsoft公式サイトより



ちなみにSurface Pro7はLTEモデルのラインナップがありません。

Surfaceシリーズは防水機能は無いので留意ください

②旧型からの乗り換えを考えている方
2017年モデル以降のオーナーは積極的に買い替える必要はないと思います。

Surface pro4以前の方で買い替え検討されている方がおられるなら、こちらもSurface ProXを比較対象に追加して検討したほうが良いかと。

ただ、今の12.3インチサイズで良くて、Pro7でようやく搭載された「USB Type-C」にこだわらない方は、第5世代本体(CPU corei5、メモリ8GB、SSD 256GB、LTEモデル)+オプション品と延長保証の割引がついた「お買い得セットモデル」を買ってしまうという手もあります。

Microsft Storeへのリンク先はこちら

【Microsoft Store 限定】Surface Pro (第 5 世代) お買い得セット

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Surface pro7のラインナップと旧モデルとの比較

Surface Pro7の主な仕様を、前モデルのSurface pro6と比較します。

従来型から大きなアップデートは無いですね。


本体サイズ、重量、ディスプレイも前モデルと同様です。

もうある程度、完成形に達した感じがします。

CPUは世代が変わり、前モデルの2倍程度の処理能力アップだそうですが、僕の第5世代Surface Pro(i7 8GBメモリ)でドキュメント作成もイラスト作成も問題なくこなせているので、僕の使い方ではオーバースペックですね。

ドキュメント作成レベルなら、体感できるほどの処理速度の差は無いんじゃないでしょうか?

ですがCPUが最新の第10世代となり、Surface Laptop 3の記事でも触れていますが、従来世代ではCPUとは別のチップとしてマザーボードに搭載されていたUSBコントローラー無線LANの機能がCPU内に統合されているのは大きな進化です。

これにより部品点数が削減されるので、コストダウンと故障のリスク低減が図れます。



その他に大きなところでは、皆が待ち望んでいたと言われている「USB Type-C」ポートが搭載されました。

従来のフルサイズUSBポート(USB Type-A)とSurface Connectポートも残っており、使いやすさは確実に向上してますね!
まだまだ世の中フルサイズUSBポートの周辺機器は多いんで。
(まあ、旧型でも変換プラグ使えばなんとでもなるんですけどね・・・。)

Surface Pro7が進化したポイントをもう少し細かく見てみましょう!

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Surface pro7が旧型から進化したポイント

■USB-Type Cポートが付いた

Surfacepro7 USB Type-C
USB Type-Cポート×1追加


前述しましたが、これは地味ですが割と小さくないアップデートですね。

充電や映像出力などがこの端子から行えるので、使いやすさは上がると思います。
(専用の周辺機器や変換プラグが必要になるかもしれませんが・・・)

Surface Connectポートが残っているので、アクセサリーのSurfaceDockを持ってる人は流用可能なので一安心ですね!
(その代わりMini Displayportは消えましたね)

ちゃんとDockが使えるように考えてあげないといかんですよ!Microsoftさん!



■フロントカメラの解像度が上がった(HD⇒FHD)

Surfaceproフロントカメラ
顔認証(Windows Hello)搭載フロントカメラ
筆者所有の第5世代


ビデオ通話での画像品質アップくらいしか用途なさそうですけど、そこまでの高解像度なくてもいいのに・・・と思うわけで。
テレワークやオンラインビデオ通話には十分すぎるほど使えるスペックです。

しかし、不要と思われても機能を上げないと差別化できないメーカーも必死なわけで・・・。

あ!でも顔認証の精度や認識のスピードは上がってる可能性は高いです。
(従来モデルで不満はないレベルですが)

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Surface Pro7の分解画像からの内部構造レビュー

Surface pro7分解レポート
IFIXITより引用

ここからはSurface Pro7の内部構造の特徴についてコメントしていきます。

故障しにくい長く使える構造なのか、製造ミスが起こりにくい構造なのか、修理がしやすい構造なのかを観察してみたいと思います。

ここでの分解画像の引用元は、修理困難マシンの修理方法や工具などを紹介しているIFIXITです。

IFIXITではSurface Pro7の修理困難指数を修理困難な「1点」とランク付けしています。
(10点満点で0点が最低)



新ラインナップSurface ProXの「6点」に対して「1点」と、過去のSurface Proシリーズ同様修理は絶望的ということです・・・。

Surface Pro7の修理性
IFIXITより引用

【修理性概要】

・Surface Pro6からネジの使用箇所が増えており、そのネジもトルクスネジである

・分解には、必ず超強力に接着されたディスプレイ(高価で壊れやすい)を外さなければいけない

・バッテリーも超強力な接着剤で固定されており、外すためには熱で接着力を弱めながら引きはがす、または有機溶剤などで剥離させなければいけない


→加えて地味な改良ですが、バッテリーコネクタをカンタンに外せるようになっているので、分解初期で電源供給を切ることができるのは修理作業者にとっては、故障リスク低減となり喜ばしい事です。

・メモリ、SSD、CPUはマザーボードに「はんだ付け固定」されているため、交換するためにはマザーボード自体を交換しなければいけない


→実際は、ユーザーには交換用マザーボードを供給し、回収した故障ボードは修理センターで部品単位で交換・出荷試験を実施し、交換用マザーボードとしてストックされるでしょう。

Surface pro7マザーボード
Core-i3/4GBメモリ/128GB SSDモデル
IFIXITより引用


ということで、別記事で記載しているSurface Pro6の分解レポートから構造的に大きな変化はないですが、修理する人にとっては少しだけ修理しやすくなったという事ですね(それでも難しいことには変わりありませんが)。

それでは、旧モデルSurface Pro6から違いも含めて構造の特徴を見ていきましょう。

Surface Pro6から放熱面積が若干拡大

放熱用のヒートシンク面積が若干拡大(IFIXITより引用)
左:Surface Pro6
右:Surface Pro7

上の写真のように、左側の放熱用カーボンシートの面積が若干拡大されています。
あわせてヒートパイプの取り回しが少し変わっていますね。

Surface Pro7の発熱部位に最適化しているのでしょう。

ちなみにCPU Core-i5より下のモデルは放熱ファンが無いファンレスモデルです。
そしてCore-i7モデルは「放熱ファンあり」となっています。

高負荷時のファンの回転音は正直に言って静かではないので、複数のアプリを立ち上げて作業したり、高画質オンライン動画視聴やゲームをしたりしないならCore-i5のファンレスモデルを選ぶといいでしょう。

Surface Pro6同様のクリップオンコネクタとトルクスネジ

組立の信頼性確保とネジ締結の強度はSurface Pro6と同様です。

ケーブルとコネクタの接続:クリップオンタイプ
ネジ締結:すべてトルクスネジを使用


コストダウンによる信頼性低下は見られず、安心できるポイントです。

ケーブル接続比較
クリップオンタイプコネクタ(左)
スライド挿入&ロックタイプコネクタ(右)
トルクスネジ
締結力が高くなる

Surface Pro6からバッテリー容量が若干減少

Surface Pro6の45Whから4%ダウンの43.2Whとなっています。

ただ、システム全体はOSも含めて省電力化しているのでこの減少をネガティブに捉える必要はないでしょう。

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どのモデルを選ぶ?Surface pro7「目的別おすすめモデル」

ここでは、Surface Pro7を購入する気満々の方に、使用目的から「おすすめモデル」を挙げてみたいと思います。

■Officeでドキュメント作成、ネット閲覧程度がメインで安く買いたい

CPU :Core-i3
メモリ:4GB
SSD:128GB


の最廉価モデル。

ちなみにSurfaceは全機種メモリとSSDの購入後増設は不可なので、少し重めの処理(多数のアプリを開いてドキュメント作成する場合など)を想定している方は、次の項のモデルを選択するといいです。

SSDの容量は低めですが、格安の外付けHDDを購入してデータ移動するようにしておけば問題ないかと。



メモリ、SSDチップは内部の基板上に「はんだ付け」されているので、出荷後に交換することは不可能です。


■ちょっとした動画や画像編集、重めのアプリ(開発環境など)を動かしたい
CPU :Core-i5
メモリ:8GB
SSD:256GB


の中間モデル。最も売れるモデルだと思われます。

一般的な使い方の人は苦に思うことはないんじゃないでしょうか?

SSD容量が少ないと思う方は512GBに上げてもいいかと思いますが、2万円以上のアップになるので格安外付けHDDでデータを移すことをおすすめします。

前述しましたが、CPU Core-i5モデル以下はファンレスモデルになっているので、ファンの音が気になる人でCPUの性能も高いものが良い場合はこの中間モデルを選択するとよいかと。




■バリバリ動画編集や画像編集、ゲームなどの重めのアプリもガリガリ使う
CPU :Core-i7
メモリ:16GB
SSD:512GB


職業で動画編集や画像編集、イラスト作成している方は少なくともこのモデル以上はないとストレスを感じるかもしれません。

僕は第5世代のi7、8GBメモリですが、趣味レベルのイラスト作成や画像編集では何ら問題ないです。

Surfaceシリーズはメモリ増設ができないので、作業のストレスが気になる人はメモリ容量を最大のモデルを選択することをオススメします。

プロレベルでバリバリやる人は、グラフィック処理専用プロセッサ(GPU)を搭載したSurface studioやSurface book、またはデスクトップ自作PCなどを考えるべきですかね・・・。

Microsft Storeホームページ

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更新:Surface Pro XとSurface Pro7の主な仕様比較

Surface Pro X
Microsoft公式サイトより

Microsoft Surfaceシリーズの公式HPに、Surface Pro Xが追加されました。Pro7と異なり、LTEモデルが選択できます! ※注:5G通信には対応できないですよ

Surface Pro XとSurface Pro7の主なスペック比較

■Surface Pro Xの主な特徴
※Surface Pro7との比較

・CPUがインテルCoreシリーズではなく、Microsoft SQ1という新型
実力は今後の各方面のベンチマークに委ねますが、通信モジュールにも強いQualcomと共同開発したというSQ1は、LTE接続時にも最適化されたCPUと言われています。

・横幅が小さくなり、厚みも薄く、重さは同じくらい
横幅も小さくなって、薄くなったのにバッテリー駆動時間が伸びているので、Pro7より省電力なシステムであろうことがうかがえます。(実際はもっと短いんでしょうけど)

・画面サイズが12.3インチ⇒13インチにアップ(インチ当たりの解像度は一緒)
ディスプレイサイズが若干大きくなりましたが、狭額縁とすることでPro7より小さく見えなくもないですね

・10Mピクセルの背面カメラ搭載
ここまでいるか?っていうくらいの高解像度。4Kビデオ出力にも対応とのこと。

・外部接続端子の違い
ついにフルサイズUSBのポートが消え、USB Type-Cが増設されました。
さらに、MicroSDカードスロットが消えています。

これをどうとらえるかですが、使ってしまえば大きな影響はないでしょう。
別売りのUSB増設HUBやSueface Dockで対応できます。

・新型Surface Slim Pen
ProXではタイプカバー(別売りで専用品)にPen(これも別売り・・)を収納することができます。

これはかなりの外観的な進化でしょう!
従来モデルはPenの収まり悪かったですからね・・・。

従来のSurface Penも使えるようなので使いまわしは効きますが、タイプカバーに収納するには
Surface Pro X専用のタイプカバーとSlim Penのセットでないといけません


・ファンレスモデル
放熱性を高めた筐体設計のため、冷却ファンレスになっています。
ファンの音が煩わしい方にはよろしいかと。

Pro7から大きな値上がりがないようなので、かなりコスパのいいモデルではないでしょうか?

ProXは、これまでよりさらに外出先での作業性やクォリティ向上に特化したモデルと言っていいかと思います。

いずれ分解レポートも出てくるでしょうから、別途内部構造からみるSurface Pro Xのレビューもしていきたいと思います。(中を見るのが楽しみです)
※更新:分解レポート出てきたので記事にしました!

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で、結局はSurface Pro Xと一緒にしっかり比較検討しよう

冒頭でも述べてますが、Surface Pro7が即買いレベルかどうかについてまとめます。

①新規購入を考えている方
Surface ProXとしっかり比較しよう

もちろんSurface Pro7を購入したいという方には賛成ですが、もうちょっと待ってみましょう。

Surface ProXは、

・13インチと現行より若干大きな画面サイズ
・LTEモデル(SIMカード付けてキャリアの電波で通信可能)


なので、その他のスペックも含めて比較して検討しても遅くはないです。

ちょっとでも大画面がいい、LTEモデルでいつでもネットワークに接続したいという方はSurface Pro Xがオススメです。

CPUやメモリ、SSDの選択肢を調整して、自分の用途に最適かつコストパフォーマンスを最大限引き出したい場合はSurface Pro7を選択すると良いでしょう。

どちらにしてもビジネス用途では十分活躍できる性能を持っています。


②旧型からの乗り換えを考えている方
2017年モデル以降のオーナーは積極的に買い替える必要はないかと思います。

Surface pro4以前の方で買い替え検討されている方がおられるなら、こちらもSurface ProXを比較対象に追加したほうが良いかと。

今の12.3インチサイズで良くて、「USB Type-C」にこだわらない方には、

第5世代本体(CPU corei5、メモリ8GB、SSD 256GB、LTEモデル)+オプション品と延長保証の割引がついた「お買い得セットモデル」を買ってしまうというのも手。

Microsft Storeへのリンク先はこちら

【Microsoft Store 限定】Surface Pro (第 5 世代) お買い得セット

ということで、僕はまだまだ2世代前のSurface Proを使い続けていきながら、アップデートされていくSurfaceシリーズの行方を暖かく見守っていきます。


おわり

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