【コスパ最強クラス13″ノートPC】Surface Laptop 3とMacBookPro 比較&内部構造も徹底レビュー

Surface Laptop 3レビュータイトル Microsoft Surface

■この記事のターゲット

・ビジネスシーンで活躍するプレミアムモバイルノートブックをお探しの方

・Microsoft「Surface Laptop」とApple「MacBookPro」どっちが買いなのと疑問に思っている方

・Microsoft 「Surface Laptop」の購入を初めて検討している方


スタイリッシュなプレミアムパソコンとしてのブランドを確立したMicrosoftのSurfaceシリーズ。

僕はSurface Pro(2017年モデル)を所有してからというものSurfaceファンになっちゃいました。


過去の記事では「Surface Pro7」について触れました。


今回の記事では、Surface Laptop 3(サーフェスラップトップ3)について触れたいと思います。

Surface Laptop 3には13.5インチ15インチがラインアップされていますが、今回はテレワークや外出先で威力を発揮する持ち運びに便利なモバイルノートという観点で13.5インチモデル絞って記載します。
12.3インチと小型なSurface Laptop Goもラインナップに追加されました。

この記事の中では、

・Surface Laptopが市場で戦っているMacBookProとのスペック比較

・Surface Laptop 3の内部構造から見る良いところ

・Surface Laptop 3は買いなのか?

について記載したいと思います。

僕は職業柄、パソコン製造の業界について一般の人より知識がある方です。


構造的な観点も含めての僕自身の結論は、一般的ビジネス用途のWindows OSのモバイルノートとして

Surface Laptop 3は買い!

だと思います。

僕がSurfaceびいきというのもあるでしょうが、

・従来モデルからの小さくない進化

・MacBookProにはないタッチパネル対応

・MacBookProよりコストパフォーマンスが高い


というところを評価しています。

もちろんMacBookProにしかない持ち味もありますし、MacBookPro自体とてもいいマシンだと思います。

Windows OSとMac OSの好みもあると思いますが、多くの方はWindows OSの方がなじみが深いんじゃないでしょうか。

ぶっちゃけ好きなものを買えばいいんですが、Surface Laptop 3・・・おすすめです!

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13インチSurface Laptop 3とMacBookProの主なスペックを比較

下の図は、Surface Laptop 3の13.5インチとMacBookProの13.3インチモデルの主な仕様比較表です。

2021年Surface laptop3とMacbookpro13スペック比較

ちなみにSurface Laptop、MacBook ProともにAMD Radeon、NVIDIA GeForceなどのグラフィックチップ(GPU)は搭載してないので、競技性の高いアクションゲームやシューティングゲームには向かないことは共通しています。

それでは、Surface Laptop 3とMacBookProの主な違いを挙げていきます。

Surface Laptop 3の良いところ


■MacBookProより100gほど軽く質感もバリエーションあり

画面サイズとしてはMacBookProより若干大きいのですが、重量が100g強も軽いのは驚きですね。

またSurface Laptop 3のキーボード面材質はアルカンターラ素材と、アルミ素材の2種類がラインナップされています(Laptop2ではアルカンターラのみでした)。

肌触りはアルカンターラ素材の方が当然良いのですが、長期間使用での汚れなどを考えるとアルミボディの方が良いと思います。

実際、僕が使用しているSurface Proのタイプカバーもアルカンターラ素材ですが、ホコリが引っかかって取りにくかったり、常に触れるパームレスト部分は変色していってます・・・(汗)

■カラーが豊富

カラーは個人的にこだわりは無いですが、MacBookProの2色(スペースグレイ、シルバー)に対してSurface Laptop 3は4色です。

カラーバリエーション



色もこだわりたい方は、Surface Laptop 3の方が選択肢が多いのはありがたいですね!

■タッチ機能つきディスプレイ

MacBookProとの大きな差の一つとして、このタッチ機能の有無があります。

Surface Laptop 3はタッチ機能つきディスプレイなので、画面スクロールしやすいというメリットが。

Surface Penも対応していますが、Surface ProやSurface bookのようにスタジオモードにならないので、Surface Laptop 3単体では液晶タブレットとして描画するスタイルのイラスト作成には向いてません

Surface Proスタジオモードとラップトップモード
Surface Pro
ラップトップモードとスタジオモード



基本的にはキーボードとトラックパットを使う作業(ドキュメント作榮やプログラミング)に適していると思います。

なお、MacBookProはキーボード部に独自のTouchバーを搭載しており、Mac OSに最適化されたアプリケーションにおいては効果を発揮しますが、一般的なユーザーでバリバリ使いこなす人も少ないんじゃないでしょうか?

Touchバー詳細については公式HPを参照ください。

Surface Laptopにタッチパネルが付いているメリットがもうひとつあります。

それは、液晶ディスプレイへのストレスがタッチパネルの強化ガラスによって緩和されるということです。

この手の薄型パソコンの液晶ディスプレイは薄くて割れやすく、実際使用中の故障で多くみられる現象です。

タッチパネルのガラスが液晶パネル全面に貼られていることで、液晶パネル自体へのストレスを緩和してくれる役割を果たすところは長期使用を考えるとメリットと言えるでしょう。


■最新世代CPUで安価な構成を選択できる

Appleは、MacBookPro2020年モデル発売に合わせてメモリやSSDの選択と価格帯を変えてきています。

Surface Laptop3と競合しないようにメモリ、SSDの選択肢と価格をずらしています。

一般的に選択されるであろう売れ筋モデルで比較してみます。
CPU:Core i5、Apple M1(MacBookProのみ)
メモリ:8GB
SSD:256GB

Surface Laptop 3(13.5インチ):\129,580(税込)
MacBookPro(13.3インチ ):\148,280(税込)


MacBookProは、最新の自社開発CPU「Apple M1」を採用し、価格はSurface Laptop 3より\20,000円ほど高くなります。

MacBookProでCPUを「第10世代 Intel Core i5」とした最小構成だと
メモリ:16GB
SSD:512GB

で\207,680(税込)となります。

よって最新世代のIntel CPUでくくれば、Surface Laptop3の方が安価に購入可能です。

さらにSurface Laptop 3は、Intel Core i5でメモリ8GB/SSD128GBで価格\118,580という構成を選ぶことができます。

このSurface Laptop 3の最安構成だと、MacBookProのCPU「M1」最安モデルよりも\30,000円安く購入できるのです。

一方で、
Surface Laptop3では Intel Core i5でメモリ16GB/SSD512GB を選択することができません。

しかし、メモリ16GB/SSD512GBの選択が可能なCPU「Intel Core i7」モデルは\207,680(税込)となり、MacBookProのCore i5、メモリ16GB/SSD512GBと同価格となります。
よって、Surface Laptop3だと同じ価格でもCPUグレードが高いものを選択できるということ。

こうやって説明していると、複雑でどれがオトクなのか分かりにくくなりますね・・・。

この原因は、MicrosoftとAppleは価格とラインナップを絶妙に変えながら、熾烈な顧客の奪い合いを繰り広げているからに他なりません。

Surface Laptop3とMacBookProのどちらを買おうか迷う消費者にとって悩みが深まるラインナップになっていますが、「Apple指名買い」や「SSD大容量重視」でなければSurface Laptop3のIntel Core i5またはCore i7の最安モデルをオススメします。

購入にあたって悩みどころが多いですが、安い買い物ではないので自分が何を重視するのかをしっかり認識し直しましょう!

・タッチパネルを重視するのか?
・デザインはどちらがいいのか?
・他人とカブリたくないのか?
・たくさんのアプリで同時並行作業したいのか?
・たくさんの画像や動画ファイルを本体に保存したいのか?
・ちょっとした資料作成とネット閲覧くらいで十分なのか?

Surface LaptopもMacBookProも、他のパソコンに比べて購入時に大きな値引きは望めません

量販店の方に聞くと、これはメーカーからの指示だそうです。
たたき売りせずに、プレミアムブランドのイメージを維持するための戦略としては納得です。

購入の際には、少々の値引き+ポイントをたくさん付与してもらう+アクセサリの値引きで交渉しましょう。

Surface Laptop3の総合的な価格に関しては、

一般的ビジネス用途で、本気のイラスト作成や高画質動画編集など重たい作業をしないのであれば、Surface Laptop 3のコストパフォーマンスとプレミアム感は素晴らしいと思っています。

MacBookProも、もちろん素晴らしいマシンであることは間違いありませんよ!

Surface Laptop 3のちょっと弱いところ



■選択できるメモリとSSDが少ない

MacBookProはCPU3種類と、メモリは8GB/16GB/32GB、SSDは128GB/256GB/512GB/1TB/2TB/4TBから選択することが可能です。
高画質動画編集などされるクリエイターの方には、メモリ容量32GB・SSD容量が4TBまで選べるのは良いのかもしれません。

一方のSurface Laptop 3は現在のところ、CPUの種類によってメモリとSSDの選択肢が限られてしまいます。

ですが、一般的なビジネス利用でSSD容量が「1TBや2TB必要なの?」という疑問もありますし、外付けのポータブルHDD/SSDでバックアップも兼ねた容量増という手もあるので、あまり大きな問題ではないかと思ってます。

フツーに使うのであれば、多くても512GBあればいいんじゃないでしょうかね。
(用途にもよりますが)

ちなみにメモリとSSDは例によって出荷後の増設は不可ですので、購入時に自分に合った容量を選択するようにしましょう。

■USBポートが少ない

MacBookProは「USB Type-Cポート×4」を選択できます。
充電やUSB機器をたくさんつなぐ人には手間が省けるでしょう。

一方のSurface Laptop 3は「USB Type-Cポート×1」と「USB Type-Aポート×1」のみと少ないですが、USB HUBでの増設やSurface ConnectポートからSurfaceDockを接続することで拡張はできます。

これが致命的な弱点とは思いません。



■指紋認証機能が無い
MacBookProはTouchバーから指紋認証ができます。
これにより、画面ロック解除や買い物などがIDとパスワードを入力することなく、指紋認証で一発で処理できます。

便利っちゃあ便利ですが、これはスマホで事足りるので個人的には不要です。
(僕のスマホはiphoneですし、タブレットでiPad Air2も持っているので・・)

Surface Laptop 3はWindows helloカメラによる顔認証で画面ロック解除できるので、これも弱点とは言えないかもしれませんね。。。

MacBookProと同じようなところ

・筐体デザイン
どちらもアルミニウム合金筐体を採用しており、メチャメチャ軽量!と言うわけではありませんが、程よい重厚感とプレミアム感が漂うデザインになっています。

ちなみにどちらも防水機能はありません。



・画面解像度
インチ当たりの解像度はMacBookProの方が若干高いですが、双方十分キレイな表示をしてくれます。

色の再現性などは正直言って人それぞれの目や脳の認識の仕方で変わってくるので、このレベルまでくると差は感じられないと思いますし、実際店頭で比べてみても僕の目には大差無いように見えます。

・バッテリー駆動時間
CPUの世代が新しいSurface Laptop 3が優位とも思えますが、バッテリー容量自体は、MacBookProの方が30%近く大きいです。

結局は使い方に左右されるのでスペック通りの値が出ることなんてまずありません

特別に気にする要素では無いと思います。

・その他
Surface Laptop 3とMacBookProを側面から見ると、Surface Laptop 3は傾斜の利いた形状になっているのに対して、MacBookProはフラットです。

上:Surface Laptop 3
下:MacBookPro



この差がキーボードの入力しやすさに影響するかどうかも考慮に入れたいですね。

個人的には傾斜が利いている方が入力しやすい
です。

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業界人がみるSurface Laptop 3の内部構造の良いところ

Surface Laptop 3分解画像
Surface Laptop 3(13.5インチ)分解画像
IFIXITより引用

さて、これまではカタログスペックからみるレポートでしたが、今回も過去記事同様に、

修理困難マシンの修理方法や工具などを紹介しているIFIXITさんの分解レポートから「構造的な観点」でSurface Laptop 3を見ていきます。

Surface Laptop 3 分解レポート(IFIXITサイトへ)

過去に何社かのパソコンの構造やモノづくりを見てきた経験を基に特徴的な部分についてコメントします。

Surface Laptop 3の修理難易度



IFIXITでは、Surface Laptop 3の修理困難指数を平均的とランク付けしています。

IFIXITによる修理性スコア
0点:修理ほぼ不可能
10点満点:修理が最も容易

前モデルのLaptop2が「0点」と、修理は不可能という構造から大きく点数を上げています。

修理難易度が下がるという事は、もしもの故障の時の修理代が抑えられるというメリットがあります。

また製造工場においても、例えば出荷試験でNGになった時の部品交換の際に捨てなければいけない部品が減るというのは製造コストを抑制することにもつながります。

なお、MacBookProについてIFIXITは「2点」と格付けしており、修理難易度が高いということになります。

マグネット接合のカバー

底面カバーのマグネット(赤丸部)
キーボード面のカバー(手前側)

キーボード面のカバーと底面のカバーは、4本のネジとマグネットで接合されています。



国内メーカー含めてよく見かけるのは下記です。

・複数のネジだけで固定

・複数のネジ+ツメでパチッと嵌合←MacBookProはこれ

・接着剤や強力両面テープで固定←Laptop2はこれ


僕自身、このような「マグネット嵌合の構造」を見たのは初めてでした・・・。

少ないネジで、分解の時のストレスも少なく開封できるというのは製造する側にとってもメリットですし、前述したように最終的にユーザー側にもメリットとなります。

もちろん密着強度という点では前モデルの方が強いと思いますが、実使用において大きな問題となることはないと考えます。

モジュールSSDの採用

Surface Laptop 3のSSDモジュール
換装可能なSSDモジュール(写真は128GB)
IFIXITより引用

前モデルのLaptop 2、MacBookProのSSDはマザーボード上にSSDチップを「はんだ付け」(金属を溶融させて接合)しているのに対して、Laptop 3ではコネクタ脱着が可能なモジュールSSDとなっています!

他社の一般的なパソコンですと、わりと当たり前なことなんですが、SurfaceシリーズやMacBookProなどのデザインに凝ったコンパクトノートでは珍しいことです。

このモジュールSSDも、修理難易度を下げる要因となり製造コストを抑制していると推測します。

今回のSurface Laptop 3は、従来モデルと比べて修理性アップの構造的進化が見られます。

従来モデルの製造工程でいろいろと大変だったのかなぁ・・・とか勘ぐってしまいますが、個人的には素晴らしい設計変更だと思います。

これが実現できたのも、USB Type-Cコントローラーや無線LANの機能を統合した最新世代CPUのおかげなんでしょうね。

各メーカー本当に切磋琢磨しているのが見て取れ、その努力に感服いたします。

MacBookProはSSDチップをはんだ付け
IFIXITより引用


その他の特徴

この他には、Surface Proの記事でも言及していますが、

・ネジは全てトルクスネジを採用
・クリップオンタイプのケーブル接続


で組立の信頼性を上げているのはSurface Laptop 3でも同様です。

ちなみにライバルのMacBookProの分解レポートでは、クリップオンタイプのケーブル接続に加えてさらにネジ締め固定しています。

MacBookProのケーブル接続
IFIXITより引用



当然コスト高にはなるのですが、確実な接合性を維持するという設計意図が感じられ、個人的には好感がもてるポイントです。

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結論:Surface Laptop 3は「即買い」していいレベル

ということで長々と書きましたが、業界人の立場から見てもSurface Laptop 3はビジネス用途において、現時点の最高峰プレミアムモバイルノートのひとつであることは間違いないです。

次期モデルが現行の修理性を引き継いでくれればいいですが、今後の路線変更で修理性度外視となる可能性も捨てきれません。

ということから、現時点で

ビジネスにも使えてちょっと周囲にもドヤリングできるノートブックが欲しいなー

Surface Laptop 3買おうかどうしようかなー

と考えている方には、

Surface Laptop 3は即買いしてもいいレベル

と言っておきます。

MacBook同様にメーカーから過度な値引きは制限されています。

量販店での値引きはシブいので、値引き交渉では店舗のポイントカードのポイント加算を多めに勝ち取る方向で交渉しましょう。

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おわり

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