■この記事のターゲット
・在宅勤務(テレワーク)を開始する人
・在宅勤務のメリットとデメリットを知っておきたい人
・在宅勤務でのパソコン作業であると便利なものを知りたい人
今回の記事では、働き方改革や多数の人が接触するリスクを減らすために拡大している在宅勤務(テレワーク)について述べてみたいと思います。
在宅勤務とは、文字通り自宅に居ながら仕事をすること。

いいよね~
会社に行かなくて良いって・・・
そうです。会社に行かなくていいんです!
でも、良いことばかりじゃありません
特に小さいお子さんを持つ家庭にとっては、家族みんなにとっても時には「会社にいたほうが楽だな」と思うことだってあるんです。
そんな在宅勤務に対して、実際に経験した筆者から
・在宅勤務のメリットとデメリット
・家でのパソコン業務にあったら便利なモノ
・在宅勤務を通じて働き方について感じたこと
について述べてみたいと思います。
在宅勤務(テレワーク)のメリットとデメリット
在宅勤務とオフィス勤務では、メリットもあればデメリットもあります。デメリットよりもメリットの方が大きいと感じるのであれば、在宅勤務を選択するのはあなたにとっても会社にとってもプラスに働くことでしょう。
在宅勤務のメリット
■通勤時間のムダが無くなる
通勤時間をムダと思うかどうかは人によると思いますが、多くの人は通勤時間も拘束時間と感じているのではないでしょうか。
通勤で片道1時間の人ならば、往復で2時間も自分のために使う時間が制限されると考えると大きな損失ですよね…。
その通勤時間がゼロになるというのは、あなたにとっては時間を有効に使える、会社にとっては通勤費と従業員の通勤時災害リスクを減らせるというメリットがあります。

朝の忙しい時間帯にいてくれると助かるわ~
時間的にも、金銭的にも双方プラスに働く分かりやすいメリットのひとつと言えるでしょう。
この浮いた時間と費用を有意義に使う事でお互いが成長・発展するのです。
■自分のペースで仕事ができる=業務効率UP
基本、会社の別の人とは会うことがありません。
これにより何かを誰かに直接会って聞いたり、他人の電話を受けたりする機会が極端に少なくなります。
自分の仕事が他人に邪魔されること、自分から他人を邪魔もする機会が減るということは効率的に業務に時間を充てることができます。
どうしても別の人に用事ができれば基本はメールやチャットで、どうしても会話が必要ならIP電話で直接相手と会話します。
実際に在宅勤務をしてみると、いかに会社で人と関わることが時間のムダを生んでいるかを実感することになるでしょう。
人とのしがらみがないだけで、ムダが省けるのです。

人間関係のストレスから離れられるのは健康上にもいいことだね!
誰かがそばにいないと不安な人や、自分で自分をコントロールして業務に集中できない人は在宅勤務に向いていないかもしれませんね…。
会社にとっては、多数の人間を一つの建屋に抱え込んでおくことにより発生するリスク(パワハラ、セクハラ、感染症など)が減って、悪いことばかりではないと思うのは僕だけでしょうか?
■合間に家事ができる
よっぽど厳しい会社でなければ、逐一勤務状態を監視されることはないでしょう。
業務の合間に家事をすることもできるので、一日全体の生活の効率が上がります。
実際に今まで会社に10時間いるとして、休憩時間を除いてみっちり全ての時間を業務に充ててる人なんてほぼいないんじゃないですかね?
トイレの時間、移動の時間、おしゃべりの時間、ちょっと意識が飛んでる時間などあるはずです。
実際に在宅勤務してみると、例えば会社に10時間いて出すアウトプットが7時間もあれば十分ということもよくあります。
そう思うと会社にいることって本当に必要なのかなと思うことも…(職種によりますが)。

まあ、無理のない程度でも家事を分担できると助かるわ~
在宅勤務のデメリット
■人との意思疎通がはかりにくい
在宅勤務のメリットと相反するデメリットになります。
人とのコミュニケーションにおいて、こちらの伝えたいことは文字だけでは7%くらいしか相手に伝わりません。電話の会話を入れても40%程度と言われています。
やはり、身振り手振り、表情やモノを見ながら言いたいことが伝えられないというのはもどかしさを感じますし、メールのやりとりの往復数が多くなります。
きっちりと相手に伝えるための文章力や、表現の仕方を学ぶ良い機会と捉えてデメリットを前向きに受け入れるといいでしょう。

学んだことを子どもにも教えてやってよ
■モチベーションの維持が自分次第
人に会わなくなることにより、逐一の指示も受けにくくなります。
主体的に仕事を進めれる人は問題ないかもしれませんが、人からの指示や督促を受けないと重い腰を上げられない人であれば、在宅勤務中のモチベーションを保つのは困難かもしれません。
まあ、これも会社にいるだけで大きな成果を出さなくてもそれなりの給料をもらえる雇用システムや給与体系が問題なのかも…と思ったりもするわけです。
サラリーマンの多くは会社の仕組みに乗っかって給料をもらっているので、致し方ないかもしれません。
ですが、これも0→1円を稼ぎ出す苦労というものを考えて、経営者の立場に立って在宅勤務に臨めばアウトプットの大切さを学ぶ良い機会と捉えるとデメリットではなくなるのかもしれませんね。

アタシも在宅勤務してみたいかも…
■極端に運動量が減る
普段からウォーキングやジョギングをする人であれば大きな問題ではないですが、そうでない人は極端な運動不足に陥るでしょう。
・腰が痛い
・胃もたれ
・膨満感
・便秘
といった症状が現れます。普段通勤やオフィス内の移動でもそこそこ動いているってことですね。家にいて、しかも主にパソコンで業務をするとなると動くことは食事とトイレくらいです。
在宅勤務で減った通勤時間を自主的な運動にあてることも考えておかないと、ヘタすりゃ病気になっちゃうかもです・・・。

在宅勤務のせいで「カラダ壊した!」とかならんようにね
■家の人に邪魔される
家族、特に小さい子どもがいる家庭では、家に誰もいない場合はいいですが、子どもが家にいるとまず邪魔されます。
まあ、子どもにとっては仕事の空気なんか読めませんし、お父さん・お母さんが家にいて嬉しい気持ちもあって絡んでくるのは仕方ないことかと。
電話会議中に
「おとうちゃ~ん!」
という叫び声もマイクを通じで筒抜けです(笑)
これにイライラして対応を誤ると、子どもはおろか妻や夫との関係もこじれてしまいます。
やはり、常に一緒の空間にいるということは家族でも会社の同僚においても様々な軋轢を生むもんだなぁと感じます。
昔から
亭主元気で留守がいい
と言われますが、ある意味家庭円満のためには程よい距離感も必要かなと思います。
そのあたりを子どもやパートナーに理解してもらい、ある程度普段の生活と仕事を切り分けて接するようにしないと生活のメリハリが無くなって、自分の心身の健康に跳ね返ってくる恐れがあるので十分注意が必要です。

まあ、たしかに毎日家に一緒に居るってのはお互いチョットね…
在宅勤務のパソコン作業にあったら便利なモノ
これまで家で仕事をすることがなかったような方は、家で長時間パソコン作業をする環境も整っていない方も多いはず。
しかし、いざパソコンデスクや事務用の椅子を揃えるのも邪魔になりますよね…。
というわけで、自宅でのパソコン業務で「あったら便利なモノ」を趣味と実益を兼ねて紹介したいと思います。
デスクとイスについて
自宅に書斎があって、しっかりとした机と椅子がおけるスペースと今後も使う予定があればいいですが、そうでない方も多いはず。
そうなると、手持ちのちょっとした机(ちゃぶ台やこたつ的な)で座り作業になると思います。
やはり作業用として買ってないために長時間の座り作業には向かないです。
お尻や腰が痛くなり、姿勢も悪くなってしまいます。
もし、新たに買おうと思うのなら個人的にオススメなのはアウトドア・キャンプ用のテーブル・チェアです。
特にチェアは長時間座ってもお尻が痛くなりにくいですし、コンパクトに収納できるものが多いので、いろんな場面で活躍してくれます。どうせ買うならわざわざ事務専用のイス買うのももったいないのでトライしてみてはいかがでしょうか?

座り心地だけでなく、部屋の雰囲気もアウトドアっぽくなって仕事に遊び心を加えることができます。

家族でも使えるし、許してやろう!
ちなみに、イスを使いたくない人には無印良品の体にフィットするソファもアリだと思います!
パソコン周辺機器について
在宅勤務で使うパソコンの主流はノートパソコンが多いでしょう。
マウスなどの必要なパソコン周辺機器は、基本的には会社貸与品や支給品を持ち帰ることでほぼ対応できると思います。
しかし、2画面対応している人がモニターを持ち帰るのもなかなか大変ですので、モニターは買ってもいいかもしれません。テレビにつなげるのもいいですが、大きすぎて視線の移動が大きくなるのも疲れます。
最近の多くのパソコンでは映像出力はHDMIだと思いますので、端子の形状を間違えないようにケーブルとモニターを選ぶようにしましょう。
小さめのモニターのみ購入して、仕事以外ではタブレットやスマホの画面を出力してYoutube動画視聴にも使えます。
加えて、オンライン会議用にヘッドセットとウェブカメラもあるといいですね。


ノートパソコン本体について
サラリーマンとして在宅勤務をするほとんどの方は、会社支給のノートパソコンを使用することになると思うので、セキュリティの観点からも個人用パソコンを使う事は稀でしょう。
それでもちょっとした仕事でも使えるように個人用のパソコンを購入検討されている方は、以下の過去記事を参照してみてください。
さいごに
これまでオフィス勤務を行ってきた方が在宅勤務を行うことで、いろいろな発見があると思います。
・労働生産性
・他部門とのコミュニケーション方法
・会社の賃金制度や評価システム
・モチベーションの維持
上記のような事柄に限らず、
・家族との関り方
・自身の心身の健康
など、働き方を変えることで多くの問題や課題が見えてきます。
これらの問題や課題との出会いを良い機会と捉えるか否かはあなた次第ですが、どちらにしても人生の経験値を増やすキッカケになることは間違いありません。
そこから自分に合った働き方や普段の生活の在り方を定めることができるという点ではポジティブに受け止めるべきとも思います。

普段と違うことをすることで、いろんなものを違った視点で見れるようになるってことね!
良いことばかりではありませんが、是非前向きに在宅勤務を楽しみましょう!
おわり
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