■この記事のターゲット
・ゲーミングノートPCの購入を考えている
・DELLのゲーミングノートPCのオススメモデルは?
高速インターネットの普及、ゲーム実況などの動画配信、巣ごもり生活増加などの影響により、年々ゲーム用PCの需要が増加中!
大手パソコンメーカー、BTOメーカー(汎用パーツを組み立てて販売)のゲーム用ノートパソコンのラインナップも強化されています。
正直、どのメーカーのどんなモデルを購入したらいいか迷う人も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、世界的パソコンメーカー『DELL』のゲーム用ノートパソコンの用途別おすすめモデルを紹介します。
ちなみに、ノートパソコンはデスクトップパソコンに比べて以下のようなメリットがあります。
・設置スペースが小さくてすむ
・モニターを購入する必要がなく、配線スッキリ
・持ち運びが容易で使用場所を簡単に変えられる
さらにバッテリーで駆動できるので電源がなくても使えるのですが、ゲーム用PCは消費電力が大きいのであっという間に電池が空になります。
バッテリー駆動での使用はオマケ程度と考えておいた方が良いです。
さあ、それではDELLのゲーミングノートPC用途別おすすめモデルを紹介していきましょう。
目次からあなたの目的に合ったオススメモデルの記事まで飛ぶことができます。
DELLのゲーミングノートPCラインナップ
DELLは世界シェア3位の大手パソコンメーカーです。
上位の2社は、HP(ヒューレットパッカード:アメリカ)、Lenovo(レノボ:中国)で、熾烈な世界シェア首位争いを繰り広げています(これら2社については別記事で触れます)。
上位3社の特徴はラインナップの多さと低価格は共通していますが、その中でもDELLは奇をてらわないシンプルなデザインが特徴かと。
そんなDELLのゲーミングノートPCのラインナップを見てみましょう。

2020年12月時点
位置づけ:低価格帯のエントリーモデル
CPU:第10世代Intel Core-i5またはCore-i7
内蔵メモリ:8GBまたは16GB
データ記憶容量:SSD256GB+1TBHDD、またはSSD512GBのみ
ディスプレイ:15.6インチフルHD(リフレッシュレート120Hzまたは144Hz)
グラフィックス:NVIDIA GeForce 1650、または1650Ti、または1660Ti
基本構成価格帯:10万円台~17万円台(時期により変動)
人気TPSゲーム『フォートナイト』を中画質以上で十分快適に遊べるレベルです。
位置づけ: 15.6インチサイズのミドルスペック
CPU:第10世代Intel Core-i5またはCore-i7、AMD Ryzen5 4600HまたはRyzen7 4800HまたはRyzen9 4900H
内蔵メモリ:8GBまたは16GB
データ記憶容量:SSD512GBまたは1TB
ディスプレイ:15.6インチフルHD(リフレッシュレート120Hzまたは144Hz)
グラフィックス:NVIDIA GeForce 1650Ti、または1660Ti、またはRTX2060 、またはAMD Radeon 5600M
基本構成価格帯:11万円台~21万円台(時期により変動)
IntelとNVIDIAよりコスパの良いAMDを選択可能。
位置づけ:大画面17.3インチサイズのミドルスペック
CPU:第10世代Intel Core-i7
内蔵メモリ:16GB
データ記憶容量:SSD512GBまたは1TB
ディスプレイ:15.6インチフルHD(リフレッシュレート120Hzまたは144Hz)
グラフィックス:NVIDIA GeForce 1660Ti、またはRTX2060
基本構成価格帯:15万円台~18万円台(時期により変動)
人気TPSゲーム『フォートナイト』を高画質で快適に遊べるレベルです。
位置づけ:ほとんどのゲームを高画質で快適に遊べるハイスペック
CPU:第10世代Intel Core-i7、Core-i9
内蔵メモリ:8GBまたは16GBまたは32GBまたは64GB
データ記憶容量:SSD256GB/512GB/1TB/2TB/4TB
ディスプレイ:15.6インチフルHD(144Hz、300Hz) 、17.3インチフルHD(144Hz、300Hz、360Hz)、17.3インチ4K(60Hz)
グラフィックス:NVIDIA RTX2060、またはRTX2070 Super、またはRTX2080 Super
基本構成価格帯:19万円台~43万円台(時期により変動)

4Kディスプレイを選択可能ですがリフレッシュレートが60Hzになるので、アクションゲームやシューティングゲームで滑らかな動きを重視する場合フルFHDがいいでしょう
全モデルで複数のUSBポート、映像出力ポート、無線LAN、有線LAN対応、SDカードスロット、カメラ&マイク、フルサイズ日本語キーボード装備でゲーム以外にも使えます。
※モデルによってOfficeソフトありなしの選択も可
ライトゲーマー&普段使い兼用に G3 15

出典:DELL公式サイト
フォートナイトなどの中程度の負荷を要するゲームをたまに遊ぶ程度なら、G3 15で十分でしょう。
G3シリーズは他のシリーズに比べて、ゲーミングPC特有のコテコテしたデザインやギラギラしたLEDが抑えられています。
ビジネスも含め外に持ち出して使っても違和感ないデザインじゃないでしょうか。

出典:DELL公式サイト
1. 標準SDカード | 2. ヘッドセット ジャック | 3.USB 2.0 | 4.ウェッジ ロックスロット | 5.電源入力 | 6. GTX 1660Ti 以上:miniDP | 7.HDMI 2.0 | 8.SuperSpeed USB 3.2 Gen 1 | 9. GTX 1650/1650Ti:RJ45イーサネット( GTX 1660Ti以上:RJ-45 Killer™ネットワークE2500V2ギガビット イーサネット ポート)| 10. GTX 1650: 無し/ GTX 1650Ti:USB-C Display Port Alt-Mode対応 /GTX 1660Ti以上:Thunderbolt™ 3ポート(40 Gbps ThunderboltおよびDisplayPortをサポートするUSB 3.1 Gen 2 Type-C™)
このG3 15シリーズでオススメする構成はコレです。
最安クラス構成のモデル
CPU:第10世代Intel Core-i5
内蔵メモリ:8GB
データ記憶容量:SSD512GB
ディスプレイ:15.6インチフルHD(リフレッシュレート120Hz)
グラフィックス:NVIDIA GeForce 1650
基本構成価格帯:10万円台(時期により変動)
中程度の負荷のゲームは快適に遊べるフレームレート100fps程度は安定して出せる性能であり、なおかつ普段使いには十分なCPU性能を持っている最安構成レベルです。
高負荷ゲームを大画面で高フレームレートで遊びたいニーズがあるなら、次項以降のミドルスペック~ハイスペックを視野に入れたほうがムダな買い物をしなくてすみます。
据え置きメインで性能に余裕を持ちたいなら G7 17

出典:DELL公式サイト
G3シリーズから上のクラスになると、ゲーミングPC特有のギラギラしたLED装飾が目立ってきます。
それでも比較的落ち着いたデザインなので、LED照明をOFFにすれば普通のPCと見た目は変わりません。
G3シリーズ以上のモデルで選ぶとすればゲーム用途のニーズの比重が高いと思うので、ゲーム快適性に対して妥協しない方が後悔する確率は少ないでしょう。
ということで、普段から据え置きに近い形で使うのであれば大画面のミドルハイスペックのG7 17シリーズをオススメします!
17.3インチモデルでは背面にも入出力ポートが配置されているので、配線がマウス操作の邪魔になりにくいという地味なメリットもありますよ~

出典:DELL公式サイト

1. 標準SDカード | 2.USB 3.2 | 3.Thunderbolt 3 USB 3.2 Gen 2 Type-C®( | 4.MiniDP 1.4(NVIDIA® GeForce® GTX 1660 TiおよびRTX GPUオプション) | 5.HDMI 2.0 | 6.USB 3.2 | 7.1650TiでRJ45 1×1 ギガビット イーサネット ポート(1660 Ti以上でRJ45 KillerネットワークE2500V2ギガビット イーサネット ポート) | 8.電源入力 | 9.USB 3.2 Gen1(PowerShare対応) | 10.ヘッドセット ジャック
G7 17シリーズのオススメ構成はコレです!
予算を抑えながら色んなゲームを快適に遊びたい
CPU:第10世代Intel Core-i7
内蔵メモリ:16GB
データ記憶容量:1TB
ディスプレイ:17.3インチフルHD(リフレッシュレート144Hz)
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX2060
基本構成価格帯:18万円台~(時期により変動)
人気TPSゲーム『フォートナイト』を高画質で快適に遊べるレベルです。
一般的に非常に快適とされるフレームレート144Hzを色々なゲームで安定して出すには、少なくともこのクラス以上でないと厳しいでしょう。
ゲーム内での動きの滑らかさを重視したい人はこのクラス以上をオススメします!
アンチデスクトップPC、配信もやりたいガチ勢に ALIENWARE m17
重たいゲームタイトルも快適に遊びたい、ゲーム実況や動画配信もやりたい!
でも、デスクトップPCはヤダ…
そんなアンチデスクトップPCの方にはALIENWAREシリーズ一択です。

公式オンラインショップでカスタマイズすれば、以下のような最強カスタマイズも可能です。
CPU:Inte Core-i9
メモリ:64GB
SSD:4TB(デュアルストレージ)
ディスプレイ:17.3インチ フルHD(360Hz)
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX2080 Super
高フレームレートでの高負荷ゲームをしながら実況動画配信も可能と思います。
しかし、カスタマイズ後の総額は65万円!
クーポンコードを使えば50万円台での購入も可能でしょうけど、ここまで来たら正直言ってデスクトップPCの購入をオススメします・・・。
なぜなら、ノートPCは故障すると修理費用が高額になるからです。
デスクトップPCなら部品交換もカンタンで、ある程度知識があるユーザーなら自分で必要な部品だけを購入して交換、またはグレードアップすることも可能です。
ノートPCだと修理が困難なうえにユーザー側でカスタマイズできる余地が少ないので、あまりに高額なノートPCを購入すると後々に後悔する可能性もあります。
よっぽどノートPCでなければならない理由が無いかぎり、このクラスではデスクトップPCの購入をした方が賢明かと思われます(笑)
DELLゲーミングノートPCの用途別オススメモデルまとめ
それではDELLのゲーミングノートPC用途別おすすめモデルをまとめます!
■ライトゲーマーが普段使い兼用にしたいなら『 G3 15』
最安クラス構成のモデル
CPU:第10世代Intel Core-i5
内蔵メモリ:8GB
データ記憶容量:SSD512GB
ディスプレイ:15.6インチフルHD(リフレッシュレート120Hz)
グラフィックス:NVIDIA GeForce 1650
基本構成価格帯:10万円台(時期により変動)
■据え置きメインでゲーム性能に余裕を持ちたいなら 『 G7 17』
予算を抑えながら色んなゲームを快適に遊びたい
CPU:第10世代Intel Core-i7
内蔵メモリ:16GB
データ記憶容量:1TB
ディスプレイ:17.3インチフルHD(リフレッシュレート144Hz)
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX2060
基本構成価格帯:18万円台~(時期により変動)
人気TPSゲーム『フォートナイト』を高画質で快適に遊べるレベルです。
■アンチデスクトップPC!配信もやりたいゲームガチ勢は
悪いことは言いません。ゲーム用デスクトップPCの購入をオススメします(笑)
おわり
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