【日本と海外の自己肯定感の違い】意識調査結果から分析する中国人と上手く付き合う接し方

仕事・人間関係のコツ
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■この記事のターゲット

・中国人の特徴に興味がある人
・中国人への対応の仕方で困っている人
・仕事で中国人の同僚、部下扱い方に悩んでいる人
・日本人の自己肯定感の低さを嘆いている人

近年経済的にも軍事的にもアメリカを追い越す勢いで発展を続ける人口14憶人にせまる中国

日本との経済的な結びつきや、人の交流も過去よりドンドン強くなっています。

日本でも多くの中国人学生やビジネスパーソンと触れ合う機会が増えていることはあなたも実感しているでしょう。

今回は、中国人の教育環境と日本の教育環境を一部比較しながら、我々日本人が中国人とどう向き合うべきかについて触れてみたいと思います。

参考書籍:世界標準の子育て(船津徹 著)

■この記事で伝えたいこと

中国人の特徴を彼らの文化と合わせて知れば、対応方法が見えてくる

・中国人の自尊心、自己肯定感は日本人の数倍高い
→プライドを傷つけてはいけない。プライドを傷つけると、仲良くなることは絶望的と言ってもいい(逆に言えば絶縁することは簡単)

・日本の企業で働く特にホワイトカラー(事技職)の中国人は競争意識が高い
→プロセスより結果に対して正当な評価、報酬を与えないと離れていきます。

・現在の日本人によくみられる「連帯責任」や「空気を読むチカラ」はほぼ期待できない
→強要するとトラブルの元になる

彼らを無理やり日本風に染めるのではなく、彼らの個性を尊重して成果と達成感を味合わせ、「この人となら仲良くしたい」と思わせることができたら、徐々に日本の文化やあなた本来の進め方に合わせることにも抵抗が少なくなるでしょう。

以降、詳しく説明していきます。

僕自身が経験した「仕事を通じた数多くの中国出張」、「職場での中国人同僚、部下と仕事をしてきた苦労や経験」から得たものも交えて、できるだけ「リアル」をお届けしたいと思います。

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自己肯定感の高い中国人学生と自己肯定感の低い日本人学生

財団法人日本青少年研究所が行った意識調査で以下のような結果があります(参考書籍より引用)。

参考書籍「世界標準の子育て」

あなたは自分自身に価値があると感じている(対象:高校生)という問いに対して、各国の高校生が「YES」と答えた割合は以下のようになっており、

アメリカ:57.2%

中国:42.2%

韓国:20.2%

日本:7.5% 

日本人高校生の約92%が「自分に価値がない
と考えているのです。

欧米、他のアジア諸国と比較しても日本人(特に若い人)は著しく自己肯定感が低いことが分かります。

ちょっと悲しい結果ですよね・・・。

対して、中国人はアジアの中でも自己肯定感が高いことが分かります。

この原因としては、幼少のころからの親や指導者の教育習慣によるものが大きいと考えます。

日本:我慢することが美徳、我慢できたことを褒める

【事例】
「順番待ちできて偉いね!」、「電車の中でおとなしくできて偉いね!」、「食べ物分けっこできて偉いね!」

しつけとして、みんなに迷惑をかけないように厳しい言葉をかけ続け、失敗をすると怒られてしまうことから、失敗を恐れて思い切ったことができない子どもが多くなると考えます。

アメリカや中国:自分の主張をすることが美徳、自分の意志で挑戦したことを褒める

【事例】
「自分で○○できてすごいね!」、「食べ物を○○して勝ち取ったキミはスゴイよ!」

彼らは自分自身が考えて主張したり、トライしたことに対して称賛の言葉をかける文化と言われています。自分がやったことが認められやすいため、自己肯定感の高い子どもが育つものと考えます。

また、自己肯定感の高い人間のプライドを傷つけてはいけません

例えば公衆の面前で叱られるとプライドが傷つけられますが、先ほど述べたような環境で育った人は「人間性を否定された」かの如く受け止め、激しい敵意をむき出してきます

烈火のごとく・・・



叱る時は、別室に呼び出して理路整然とこちらが起こっている理由を説明するところから始めましょう。

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アンケート調査からみる中国人と日本人の協調性比較

参考書籍「世界標準の子育て」

ベネッセコーポレーションが日本・韓国・中国・台湾の母親に行った「子どもに期待する将来像」という調査で「人に迷惑をかけない人になってほしい」と答えた割合は、

日本:71%
韓国:24.7%
中国:4.9%
台湾:25%

という数字になっています。
日本が圧倒的に高く、反対に中国では圧倒的に低い数字です。


言い換えれば、日本人は人の目を気にしすぎる、対して中国人は人の目を気にしないということになります。

日本人は幼少のころから周囲の迷惑にならないような教育を親や学校で学んでいます。
「こんなとこで走っちゃダメ!」など、子ども本来の欲求に対して「否定」をしてしまい周りのために自分を押し殺す性格が出来上がるという具合です。



中国人は近年まで続いた一人っ子政策の影響で「一人っ子が一人っ子」を育てる環境となっているため、日本人では想像できないほどの愛情が子ども(いわゆる小皇帝)には注がれています。

その結果、悪く言えば「自己中心的」で良く言えば「自尊心が高い」人間が育つというわけです。

どんなに職場の同僚が忙しくても、手伝うそぶりすら見せずに自分の仕事が終わればサクッと定時で帰ります(見習うべきとこでもありますね)。

よって、中国人は些細なミスごときで簡単に謝ることはありません。

特に中国の女性は強いですよ~



逆に謝れば、付け込まれてしまう弱みを見せることにつながるとわかっているからです。

そういった彼らをうまく使っていくには、
・謝罪の言葉を引き出そうとしてはいけない、こちらの主張を淡々と告げる
・褒めるときは、出した結果に対して相応の評価と報酬を与える

・相手の家族のことを悪く言わない

ここの対応を誤ると、これまた人間トラブルの火種を生むことになります

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参考:近年の他国の教育の実情

ここでは参考に他国の若者の教育の実情について触れてみたいと思います。

アメリカの優秀な人材は、人間としての総合力が高い

アメリカでレベルの高い高校や大学に入学しようとすると、勉強ができるだけでは入学することができません。
「自立して考える力」、「高いコミュニケーション力」が併せて求められます。

リーダーシップ、創造力、問題解決能力などのスキルを学校外の活動などを通して身に付ける習慣がないとアメリカでの良い人材となることはできません。

そのため、アメリカでは幼少期からこのようなチカラ(文武両道)を育てるカリキュラムが出来上がっているのです(もちろん脱落者はいますが)。

韓国は国内雇用が狭き門 超学歴社会と海外留学

韓国国内では財閥企業(現代、SAMSUNG、LG、ロッテ)のような超大企業と、その他企業との賃金格差が大きく乖離しています。
また国内の失業率は25%にも上り、みな大企業就職を目指して親子で猛勉強に励みます。

それでも一部の人間しか大企業に入ることができないので、あぶれた若者は海外留学⇒海外での就職をもくろむ家庭も多いのが実情です。

韓国人のアメリカトップ大学(ハーバード大学、イェール大学)への留学者数は日本人の5倍程度いると言われています。


しかし、勉強ばかりに明け暮れて入学したはいいものの、世界中から天才・秀才が集まる学校では挫折を味わうことも多くドロップアウトしていく学生も40%ほどと多いのが実情です。

上には上がいるってことです。

落ち込む男
勉学だけで得た自信はもろくも崩れ去ります

中国は甘やかすが勉強には超厳しい 勝ち組になるための英才教育

普段甘い顔をする親も勉強に関しては厳しいです。

中国も韓国同様にまだまだ貧富の差が激しく、競争相手も多くいることから都市部などでは現在の学年+3年先の内容を学習させることが普通のようです。

中国の大学を出て、日本に留学してくる中国人は「選ばれし者レベル」の学力を持っています。

それに加えて自尊心が高いですが、アメリカのような総合的なレベルが高い人材が育つシステムではないため、日本人から見ればプライドが高く自己中心的な人間に見えてしまうのです。
(もちろんバランスの取れた人間も中にはいます)

なお僕の感じる限りでは、「韓国の方は情緒的で不安定」、「中国の方は損得重視」という傾向に見えています。

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さいごに

上記のように書いてきて、日本人は他国に対して劣っているのかのようにも思えますが、そんなことはありません。

今回記載したデータで違った見方をすると、日本人の「規律を重んじ、他者を尊重することに秀でている」という国民性は日本人のアイデンティティであり、強みでもあります。

あいさつ
日本人ってキッチリしてるよね

しかし近年のグローバル社会で発展していくためには、他国の文化や国民性を理解しある程度は他国の人と対応に渡り合える自己主張を持つべきと考えます。

日本人の強みを完全に消してしまわず、諸外国の良いところを吸収して発展していくことは日本人の得意とするところ

そのような気持ちで向き合うことを忘れないようにすれば、結果はかならずいい方向に行きます。

また中国人についても「マナーが悪い」などの悪いイメージがついていますが、彼らの生活習慣という側面が強いため、悪意があってやってるわけではないのです。(中国に行けばそれが普通ということは多々ある)

もちろん「郷に入っては郷に従え」ということもありますが、まずは彼らの文化や性質の背景を知ることで対応の仕方を見出すことができます(これは外国人への対応に限った話ではありません)。

もはや中国人を含む外国との接触は避けられない時代。

固定観念を見直して、改めて自国と他国のことを考えてみることをおすすめします。

おわり

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