■CPU
CPUの進化に合わせた形になるでしょう。
・マルチコア、省電力等のレベルアップ
・今まではCPU外で専用ICで制御していた機能がCPU内部に統合
Surface Pro Xでは通信モジュールのプロセッサ大手のQualcomm社との共同開発であるARMベースのMicrosoft SQ1となっていますが、この流れをくむシリーズが拡大することはほぼ間違いないでしょう。
Intel社のCPUの性能向上スピードも少し低下しつつあり、2019年/2020年はIntelのCPU供給難により1社にコア部材を集約することの危険性が広く認知されました。
スマホなどですでに実績のあるARMベースのCPUは様々なメーカーで作られ、供給を安定させてくれるでしょう。
とにかくCPUの脱Intelはすでに進みつつあります。
Intel CPUと同じアーキテクチャーを持つAMDのRyzenシリーズのラインナップ拡大、ARMベースの自社開発CPUの流れが続いていくと思われます。
■メモリ
現在16GBが最大になっていますが、32GB/64GBに足を踏み入れる時期もそう遠くないでしょう。
一般的な使用では、16GBで十分お釣りがくるくらいですが、さらなるヘビーユーザーを取り込むつもりでラインナップされる可能性が高いです。
■SSD
端末内に大量にデータをため込まない人には必要ないかもしれませんが、1TB、2TBのモジュールが安価になればラインナップされることは十分にありえます。
個人的にはそこまで必要ないですが、高画質動画ファイルなどが一般的になると必要になってくるかもしれませんね。
■5G通信モジュール
世界的には2020年あたりから5G対応の機器が出てきます。
海外モデルでは日本より先行して5Gモデルが出てくるでしょう。
日本国内では、5Gネットワークサービスの内容によっては見送りになる可能性はあるかもしれませんが、間違いなく今後ラインナップされていくと思われます。
現状の4G回線の10倍以上の通信速度ということで、データダウンロードやアップロードが一瞬で終わるとなれば、PC本体自体にデータを置くこともほとんどなくなる使い方も出てきます。
更新:Surface Duoで搭載されました!
■USB Type-CポートのThunder bolt 4対応
この流れは、間違いなく反映されるでしょう。
Thunder bolt 4対応により、最大40Gbpsの高速データ転送(理論値)と最大100Wの受給電(USB Power Delivery)、Display portの映像出力(Alternate mode)のすべてに対応します。
※ただし、専用のケーブルを使用する必要あり。
更新:Surface Pro8からのUSB Type-Cポートは、Thunder bolt4対応になりました!
■セキュリティデバイスの追加
現在のSurface ProはWindows Hello対応のカメラによる顔認証です。
しかし、昨今のコロナ禍によるマスク着用にも左右されない指紋認証の需要が増加している状況を考えると、指紋認証デバイスの搭載も十分ありえるのではないでしょうか。
更新:Surface Laptop Goで実現しましたね!
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