需要はあるのか?品質保証・品質管理の求人と転職エージェント活用のメリットについて

品質保証業務の転職市場の需要、転職エージェントサービス登録のメリットについて

■この記事のターゲット

・品質マネジメント業務経験者で、現在転職を検討している
・転職の際に、品質保証経験をどのようにアピールすればいい?



今回の記事は、「品質マネジメント経験と転職について」です。

筆者である僕は、これまでの社会人経験として製造業3社を渡り歩いてきました。

自動車関連、半導体関連の企業で製品開発を10年以上経験し、現在は情報機器メーカーで品質マネジメント業務に従事して10年が過ぎています。

今では品質保証の仕事を楽しんでいると自信を持って言えます!

(品質マネジメントが特別面白いというわけでなく、自分で楽しめるような仕事のしかたができるようになったからですけど・・・)

とはいえ、この約10年の間まったく転職を考えなかったわけではありません。

会社の未来や自身のワークライフバランスなどを考えた時に、今以上の好条件があれば転職してもいい気持ちは常に持っていました。

でも、品質マネジメント(品質保証、品質管理業務)の求人ってそんなに多くはないんだろうなぁと思ってたんです。

ある時期以降、自分なりに品質マネジメント業務の転職市場を調査してきましたが、意外と需要があるもんですね。

転職エージェントサービスに登録していた時期には、エージェントから好条件のオファーが何度かありました。

僕、40代なのにですよ。。。

この記事で言いたいことは、

信念を持って品質マネジメントを行い、これまでの職務経歴をしっかりアピールできれば、必ず面接のオファーは来る!

・品質マネジメント経験者でも、転職エージェントサービスに登録しておくとメリットがある

というものです。

以降で詳しく述べていきます。

「品質管理経験者」は転職市場で重宝されています

品質保証部門や品質管理部門の求人は、各種製造業界、ソフトウェア開発業界では多くみられる印象があります。

品質マネジメント業務というのは、

クレーム対応でお客様に謝罪したり、
社内プロセスを監視する立場上煙たがられたり

といった、華々しくないイメージが先行していて人気がある職種とは言えません…。

しかし、品質マネジメントはかなり重要な仕事です。

各組織の性質をつかみ、いろんな組織と連携し、第三者として公正な判断をすることで高品質な製品やサービスを社会に送り出す。

めっちゃ責任ある仕事のように聞えますよね・・・。

「品質」の観点において、各部門の活動をマネジメントして質の高いアウトプットをだす。

どちらかというと、エキスパートよりもジェネラリスト寄りの仕事かなと思います。

昨今、市場で品質問題が発生するとSNSやネットニュースなどであっという間に情報が拡散されます。

一瞬で信用がなくなる時代となっているため、メーカーやサービス企業の「品質に対する意識」は年々高まっています。(過剰品質の議論もありますが、ここでは割愛)

このような背景もあって、
品質マネジメント部門が活躍する機会の増加とともに、品質マネジメント業務の求人も増えているようです。

品質マネジメント業務が特に重要視されている業界

品質マネジメントを特に重要視している業界にとっては、経験豊富で優秀な品質マネジメント業務経験者はノドから手が出るほど欲しいのです。

製造業でいえば、

・自動車業界
・食品業界
・医療機器業界

など、人間の生命や安全・安心に直結する業界は特に…です。

責任は重く、プレッシャーのかかる仕事ではありますが、これらの業界は好条件になりやすい傾向にあります。

当然、それに見合った経験とスキル、実績をアピールできないといけません。

実際、僕はある転職エージェントに登録していた間に以下のような企業の面接のオファーがありました。

エージェントからオファーがあった企業オファーの職務内容
国内自動車メーカー「M社」自動車部品サプライヤの品質管理
国内電機メーカー「P社」半導体製造工程の品質マネジメント
国内電子部品メーカー「M社」電子部品製造工程の品質マネジメント
国内精密加工部品メーカー「K社」新規工場立ち上げスタッフとして
実際にあった品質マネジメント系職務のオファー

僕の場合、

・僕の希望勤務地がごく限られた場所なのでうまくマッチングしなかった

・今の会社でやりがいを見つけたので、積極的に転職するつもりがない

ということで本腰入れて活動していませんが、

40代でも品質マネジメントのオファーって結構来るんだなぁ


と実感。

繰り返しますが、僕は今は転職する気はありません。

しかし、このようにオファーをいただけると自分自身が「ある程度の価値がある」と思えるので、仕事のモチベーション維持にもつながります。

将来どこに行っても十分やれることがアピールできるように「新しいことへのチャレンジ」、「実績の積み上げ」を継続していきたいと思います。

ということで、転職エージェントに登録しておくことは、

・自分自身の市場価値を把握できる

・実際に興味が出た企業と面談してみて、良ければステップアップできる

というメリットがあるのでオススメです。


以下に、実際に僕が転職エージェントからいただいたオファーメールをいくつか紹介しておきます。

大手電機メーカーの面接オファーメールキャプチャ
大手電機メーカー
大手電子部品メーカーの面接オファーメールキャプチャ
大手電子部品メーカー
農機具メーカーの面接オファーメールキャプチャ
農機具メーカー

品質マネジメントの職務経歴をどうアピールすればいいか?

転職エージェントにあなたの情報(希望職種や条件など)を登録する時に、職務経歴や、学歴を記入する必要があります。

求人のオファーを出す人にとっては、誰にオファーを出すかを決める最初の選考です。

どんな人生を送ってきたのか、どんなタイプの人なのか

どんな会社でどんな組織で、いつどのような業務をしてきたのか

どんな得意分野やスキルを持っていて、どんな実績をあげてきたのか

採用する側は、エージェントサービスに登録している情報で面接をするかどうか決めます。

当然、漏れなくしっかりと自分を表現できてないとオファーが来る確率はグッと下がります。

また、職務経歴を具体的に記載しておくことで、企業と働く人のミスマッチの確率も下がるでしょう。

入社してみたものの、お互いが「こんなはずじゃなかった・・・」みたいなことが無いようにしたいですよね!

ここでは、品質マネジメントの職務経歴を記載するにあたって意識してほしいポイントを述べてみたいと思います。

どんな業界の品質マネジメントをしてきたか

前述したように、品質管理が比較的厳しい自動車、食品、医療系の業界で品質マネジメント経験があるなら特に有利です。

「この業界でやってるなら、それなりのマネジメント能力はあるだろう」と思ってもらえる可能性が高いですからね。

上記のような業界でなくても、どんな業界の何の部分(物づくり現場、または開発プロセスなど)の品質マネジメントをしていたかを記載しましょう。

どの業界に属して、その中でどの部分の品質マネジメントをしてきたのかという具体的な情報があると、求人側(企業)とのマッチングがしやすくなります。

どんな規模の会社で、どんな形で品質マネジメントの組織に属していたか

これまで属してきた企業が数十人規模の中小企業なのか、数千人クラスの大企業なのか。

品質マネジメント部門の規模はどの程度なのか、今まで何人のチームで仕事をしてきたのか、チームをまとめる役割(役職など)だったかどうか。

ここも重要なポイントです。

品質マネジメントは、関連する部門との信頼関係を築き、高品質なアウトプットができるように導いていくことが求められます。

率先して具体案をだし、自らのやり方を推し進めるリーダー型なのか、

各キーマンの意見を引き出し、多くの人が納得するように調整して最適解を導き出すファシリテーター型なのか、

どちらでもいいですが、「自分なりの業務の進め方でしっかり品質をマネジメントしてきたよ!」ということをアピールしなければなりません。

会社や組織の規模感によって組織の持つ課題はそれぞれであり、組織の特性によって苦労するポイントは異なります。

少ない人数で構成される組織であれば、様々な社内業務を兼務していたことが予想できる。

多い人数で構成される組織であれば、多様な人間がいるチームをまとめてきた経験があることが予想できる。

といったように、オファー出す側は、

企業の規模感、およびどんなタイプのまとめ方をしてきた人なのかということが想像しやすいので、より正しいマッチングにつながります。

要は、どんな規模の組織にせよ、どんなやり方にせよ「調整力があること」が伝わればいいのです。

どんな具体的取り組みを行ってきて、どんな実績があるか

当たり前すぎますが、これも重要なポイントですよね。

従事してきた業務の難易度や、チャレンジの姿勢、結果を出す行動力のアピールになります。

例えば、以下のような感じです。

製造プロセスに独自の未然防止の仕組を導入して、今まで市場クレームが年間○○件だったものを、○○件(△△%削減)に改善した

工程内不良の分析プロジェクトチームを立ち上げて、1ヶ月で工程内不良率を〇割削減した

社内の品質管理体制を強化したことが評価され、会社として初めて○○の品質監査に合格し、受注拡大に貢献できた

海外拠点の新規工場立ち上げに〇年間携わり、現在は安定稼働の主力工場となった

QC検定教育を定期的に行い、年間○○人以上の検定合格者を出してきた

といった具合に、これまで自分が任されてきた業務がちゃんと成果に結びついたことを端的に表すとよいでしょう。

できれば「取り組んでいた時期」も記載しておけば、求人側は「最近のことなのか、昔のことなのか」想像しやすくなります。

「昔は頑張っていたけど、最近は目立った取り組みができていない」

もしくは、

「昔は今一つだったけど、最近はいくつかの大きな実績を残している」

という感じで、直近の求職者の状態をイメージできます。

ちなみに求人側はどっちに期待するかは分かりますよね?

品質管理、品質保証経験者はどの転職エージェントに登録すればいい?

僕は製造業の人間なので他の業界は分かりませんが、

製造業エンジニアに特化した転職エージェントでオススメなのは「株式会社メイテックネクスト」です

親会社である「メイテック」は、40年以上前から様々な分野の多くの製造企業へエンジニアの技術者派遣を行っている実績ある企業です。※メイテックの社員の8割以上が元エンジニア職

そのメイテックのネットワークを使ってのエージェントサービスとなれば、多くの製造企業との人脈を活用して求人側と求職側お互いが満足できるマッチング機会を提供できることは言うまでもありません。

なお、メイテックネクストが扱う5,000件以上の求人案件のうち、80%が非公開案件

好条件の求人案件は、多くの応募者が殺到するため、選考する求人側も大変です。
そこで求人側は、非公開案件として信頼できる転職エージェントに一次選別を任せているのです。

そして、ある程度の基準を満たした経歴の方のみに面接のオファーを出すという仕組み。


つまり、

非公開案件が多いということは、好条件の案件、またはお互いが納得できるマッチングとなる可能性が高いのです。

求人側、求職側のお互いにとって、転職エージェントの利用はメリットがあるということですね!

基本的に転職エージェントサービスへの登録は簡単、そして無料です。

メイテックネクストの場合、職務経歴書をすでにExcelやWordで作成されている方なら、そのファイルをアップロードすれば、登録は1~2分で完了します。

最短1分で完了する登録フォーム
出典:メイテックネクスト公式サイト

製造業で品質マネジメントの業務で転職を考えている方は、まずは無料登録してみてください。

ミドル層の年代でもいくつかのオファーが来ると思います。

・自分の価値を把握する

・あわよくば好条件の企業へステップアップする

どちらにしても、楽しみながら品質マネジメントの仕事をするための方法のひとつです。

職務経歴書を作成したり、面接オファーを確認したり、エージェントとのやりとりや、求人側との面接から得られる経験を通して、必ず今後のあなたの品質マネジメント能力の成長にプラスに働きます。

僕自身、経験上からも実感してます。

転職するしないに限らず、転職エージェントサービスに登録だけでもしておきましょう。

思いもしなかった「人生の転機」につながるオファーが来るかもしれません!

サービスは無料ですし、オファーも無理に受けなくてもいいからストレスにもなりません。

基本メールでのオファーなので、いつでも気軽に確認できます。

もちろん興味のある内容であれば、メールのやりとりをしたり、オンラインでエージェントと直接会話したりで詳細情報を聞くことも可能です。

面接前後のサポートもしっかりしているので、ビジネス環境の変化を検討している方にとって「転職エージェントは強い味方」となるでしょう。

メイテックネクストの転職エージェントサービスは、下記の公式サイトリンクから無料登録可能です!

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おわり

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