■この記事のターゲット
・職場でマニアックな技術的問題に誰彼構わず割り込んでくるちょっとお節介な人にうんざりしている方
・職場で技術的な話になると、必死こいて論破しようとしてくる人がウザいと思っている方
そんな人とも仕事をやっていかないといけません。
つまらん人間関係のイザコザで多様な個性を持った人たちの能力が発揮できないのはもったいない。
今回の記事は、以前紹介した記事「職場の人間関係よくしたい人への戦術【vs仕事できるアピールするひと編】」の第2弾になります。
前回に引き続き、僕の得意とするタイプの人間です(笑)
どこの職場にもいるでしょう。
・自分の得意な技術系の話になるとグイグイ割り込んでウンチクを披露する人
・ウンチクが長すぎて、「そこまで聞いてないんだけど」と思いつつも際限なく話し続ける人
・技術的な話をしていて、ちょっと的が外れると「そこまで言う?」というくらい理攻めしてくる人
長話や求めていないところまで延々話されるのがキライな人にとっては、ちょっと煙たいそんざいですよね?
いいじゃないですか(^^)
子供っぽくて僕は好きですよ。扱いやすいので。
こんな人も味方につけておくと、困った時に本当に助けになります。
それでは詳しく説明していきましょう!
目を輝かせながら、相手の話をしっかり聞いてあげる
このタイプの人は、得意分野でマウントをとりたいのです。
格闘技であれば、マウント取らせちゃいけませんが、ここは同じ目的をもって集まっている組織の一員。
気持ちよくマウントとらせてあげましょうよ。
いつものウンチクを披露されたら、目を輝かせながら聞いてあげましょう。
特にその人と同じようなタイプがいない場合は、その技術肌さんは同志がいなくて寂しい思いをしています。
オレのウンチクで話に花を咲かせたいのに・・・と。
そんな人には、目をキラキラさせながら
「へぇ~よく知ってるねぇ~」とか
「なるほどぉ~、アナタ天才だね」とか
「勉強になるわぁ~」
「この会社で技術的にかなう人おらんよね!」
といった相手を完全に認める「あいづち」を打っていきましょう。
どこまでそれをやるかですか?
相手が少し謙遜する言動が見え始めたなら十分でしょう。
その人の心の扉はあなたにはオープンな状態です。
多少あなたの時間も削られますが、そこは「種まき」だと思ってあとで実を刈り取りましょう。
これを繰り返すだけでも十分かと思いますが、さらに忠誠度を確実なものに上げていきます。
その人のことを○○先生とか○○師匠と呼び、頼る
技術的に詳しい味方がいると、相談したい時が出てきます。そんなときは、
「先生、○○先生!ちょっとこの問題についてアドバイス欲しいんだけど」
と声をかけます。周りの人に聴こえるように・・・。
言われてる本人もこっぱずかしいでしょうが、悪い気はしないでしょう。
他の人との会話でも、
「あの人はこの分野では師匠みたいなもんだわ」
と尊敬の念を出しておきます。
もちろん、嫌みっぽく聞こえないように。あんまり狙いすぎずに、本当に相手を尊敬する気持ちは持つようにしましょう。きっと相手にも伝わります。
ある程度、相談に乗ってくれたり世間話で盛り上がれるようになれば信頼関係が築けたと言っていいでしょう。
それまでは、よほどのことがない限り反論や批判をしないほうがいいです。
それにはまだ時期尚早です。
時にはこちらの立場としての正論で釘を刺しておく
ここまでで信頼関係が構築出来たらこちらのターンです。
ウンチクさんは子どもっぽいところがあるので、ついつい要らぬところまで話したり行動したりします。
こういう人は組織マネジメント的な能力は不足しがちに思います。
多少は見逃してあげて良いですが、時には自分の組織や会社の立場を代弁する形で諭すことも必要です。
言えば分かってくれるとは思いますが、釘を刺しっぱなしだと相手も「ウッ」という感じになるので、
「○○先生が、組織のことまで考えるようになったらもう出世コースは間違いないよね~」
とフォローを入れておきましょう。
双方の主張が気兼ねなくできる関係がお互いにとってベストです。
そのためにも8~9割は相手の話に耳を傾け、残りの1~2割で濃いめの一発を返すよう心がけましょう。
まとめ
それではおさらいです。
人はみな、他人に認められたい願望を持っています。
その人の個性や特技を尊重、尊敬し認めてあげればこちらの話を聞いてくれる余地が生まれます。
タイプによって多少アレンジが必要ですが、基本形はほぼ同じです。大きなリスクはないので是非実践してみてください。
あなたが使えるカードをたくさん持っておくと、いろんな困難を乗り越える助けになることは間違いありません。
ご健闘を祈ります!
おわり
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