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13.3,14, 15インチって何センチなの?選び方は?ノートパソコンのサイズ感について

ノートパソコンのインチ数調べ方とサイズ感
この記事を読んでほしい人
・ノートパソコンの○○インチって、何のサイズで何センチか調べたい

・自分に合ったノートパソコンのサイズを調べたい


一言でノートパソコンと言えども、12インチクラス~17.3インチクラスまでいくつかのサイズが存在しています。

今回の記事では、ノートパソコンのサイズ(ディスプレイのインチ数)について

日本人に馴染みやすいセンチメートルに換算し、どのサイズがどんな使い方に適しているのか

を述べています。

画面のサイズを軸にノートパソコン選びをしたい方の参考になれば幸いです。

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ノートパソコンの○○インチとは「画面の対角線の長さ」のこと

ノートパソコンの○○インチというのは、画面の対角線の長さのことです。

これはノートパソコンに限った話ではなく、テレビやスマートフォンなどの表示用ディスプレイを持った機器に共通するサイズの表し方になっています。

ノートパソコンのインチ数は画面対角線の長さ
画面のインチ数とは

なお、ノートパソコンのディスプレイでは横の寸法と縦の寸法の比(アスペクト比)が3:2のものと16:9のものが近年の主流。

実際には3:2も16:9も極端に寸法が違うわけではありませんが、見た目には縦長または横長に見えるので感覚的には大きく違って見えてしまいます。

アスペクト比3:2のディスプレイは、
横の表示領域は少なく、縦の表示領域が多いので縦スクロールをする回数が比較的少なくなる。

よって、ニュース記事やビジネス文書を読みやすいと言われています。


アスペクト比16:9のディスプレイは、
縦の表示領域は少なく、横の表示領域が多いので幅広な情報を一画面内で表せる。

動画視聴や製図などの図形を視聴するのに適していると言われています。

アスペクト比を重要視する必要はありませんが、ディスプレイで選択に迷う場合は上記のようなことを参考にしていただければと思います。

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1インチ=約2.54センチメートルです

日本ではモノの寸法表記において、インチ表記はあまり一般的ではありません。

ディスプレイやクルマのタイヤなどは国際的な規格の絡みもあって、世界標準的にインチ表記となっています。

1インチはセンチメートルに換算すると、約2.54センチメートルです。

現在流通しているノートパソコンの主なサイズについて、インチをセンチメートルに換算したものを下の表に示します。

インチ数cm換算ノートPCのカテゴリー
1333.0
13.333.8一般的なモバイルノートPCサイズ
13.534.3
1435.6モバイルとスタンダードの中間サイズ
1538.1
15.639.6一般的なスタンダードノートPCサイズ
1640.6
17.343.9一般的な大画面ノートPCサイズ
主にゲーム、クリエイティブ用途
ノートPCディスプレイ対角線寸法のカテゴライズ



頻繁に持ち運びをする時の携帯性とパソコンの実用性をバランスさせた「モバイルノートPC」のカテゴリーは13.3インチ前後

主に据え置きし、一般的な事務用途や動画視聴などに適した「スタンダードノートPC」のカテゴリーは15.6インチ前後

主に据え置きで、なおかつ大画面を活かした用途(ゲームやCADなど)である「大画面ノートPC」のカテゴリーは17.3インチ

といったカテゴライズが一般的ですね。

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各カテゴリーの一般的な筐体サイズと重量

ディスプレイのサイズが決まってくると、筐体のサイズや重量も各パソコンメーカー共通で似たようなものになってきます。

インチ数おおよその寸法おおよその重量カテゴリー
13横30cm前後×縦20~22cm程度1.0~1.5kgモバイルノートPC
13.3横30cm前後×縦20~22cm程度1.0~1.5kgモバイルノートPC
13.5横30cm前後×縦20~22cm程度1.0~1.5kgモバイルノートPC
14横30cm前後×縦20~22cm程度1.5kg前後モバイルノートPC
15横34cm×縦25cm程度1.5kg~2kgスタンダードノートPC
15.6横34cm×縦25cm程度1.5kg~2kgスタンダードノートPC
16横36cm×縦25cm程度2kg程度スタンダードノートPC
17.3横40cm×縦26cm程度2.2kg前後大画面ノートPC
ノートPC
インチ数とおおよそのサイズ、重量一覧

その理由は、どのパソコンメーカーもほぼ同じような部品を使っていることが挙げられます。

あとは各メーカーごとに特色をだすために、

・入出力ポートをどれだけ持たせるか
・どこまで剛性を持たせるか
・どこまで機能を詰め込むか
・どんな筐体材質を選ぶか
・省スペースに特化するのか
・軽量に特化するのか

などによって若干のサイズ感や重量に差が出てきます。

また、MicrosoftのSurfaceシリーズやAppleのMacbookなどは、13インチや15インチ、16インチなどの他社の製品ラインナップが多くないサイズに製品を投入することで差別化を図っています。

例えば、
13インチであれば、13.3インチクラスの作業性を持ちながら、13.3インチよりも軽量である

16インチであれば、15.6インチ以上の作業性を持ちながら、15.6インチクラスのサイズ感に留めている

など、モノは言いようです(笑)

近年増えてきた14インチもかつては、

13.3インチだと小さすぎて作業性に難があるが、15.6インチだと大きくて重くなる…その中間のいいとこどりが14インチ!

「13インチクラスのサイズでも様々なシーンで活躍できる作業性」

というセールスを行ってきたことで、今ではそれなりのポジションを確立しつつあるサイズとなっています。

「モバイルノートPC」カテゴリーについて

13~14インチクラスは、各メーカーともコンパクト&軽量薄型をウリにしたノートPCをラインナップしています。

A4ノート程度のサイズで重量は1kg前後となっていて、ビジネスや趣味でのパソコン利用の中で、頻繁に外出先へ持ち出すシーンを想定しているカテゴリーです。

13.3インチがこのクラスの主流なサイズとなっており、その中で特に軽量に特化した「富士通 LIFEBOOK UHシリーズ」は、最も軽いモデルでは650gを下回るかなりユニークな製品です。
※カタログ値634g~



この軽さに慣れてしまうと、他の1kg前後のモバイルノートPCが重く感じるほどです。

それでいてUSBポート、HDMI、SDカードスロット、有線LAN、Audioジャックなどの入出力ポートを装備しているのは、他社と比較してもかなり稀有な存在。

富士通 LIFEBOOK UHシリーズ
出典:富士通WEBMART



近年では、各メーカーで14インチクラスにもチカラを入れています。

13インチよりも若干大きく、パワフルな機能を備えているため、携帯性も備えながらクリエイティブ作業も行いたいというニーズに合わせてのことでしょう。

AppleのMacbook Pro 14(実際は14.2インチ)、MicrosoftのSurface Laptop 5(13.5インチ)、HPのSpectre X360 14(実際は13.5インチ)あたりはクリエイティブ用途として十分使えます。
※Macbook Proのディスプレイはタッチペン対応していません。

「スタンダードノートPC」カテゴリーについて

15~16インチクラスは、各メーカーともパワフルな性能と豊富な入出力ポート、画質の良さをウリにした製品が多い激戦区的なカテゴリーです。

モバイルノートPCほど小さく軽くはないので持ち運びがラクとは言えないですが、その分機能は充実しています。

自宅またはオフィスでの作業がメインという方はこのクラスを選択すると不便はないでしょう。

なかでも15.6インチが各メーカーでのラインナップが豊富なサイズ。

正直言ってどのメーカーの何を選んでいいか迷うレベルでしょう。


そんな中でAppleのMacbook Pro 16は、実際の画面サイズ16.2インチというポジションを新たに確立しようとしています。

15.6インチクラスの筐体サイズながら、16.2インチの大画面。
さらに必要にして十分のパワフルなコンポーネントが搭載されています。

「大画面ノートPC」カテゴリーについて

17インチ以上のサイズは大画面ノートPCの部類となります。

大画面のメリットを活かせる分野(ゲーム、CAD、動画や画像編集)などに特化した用途に使われることがほとんどです。

デスクトップPCを設置できるようなスペースがない、たまに持ち運んで使用したいというニーズに対するカテゴリーになります。

実際に私もゲーム用途として17.3インチのゲーミングノートPCを所有しています。

大きくて重いですが、その代わりに大きなディスプレイとグラフィックチップを搭載した高性能ノートパソコンです。

最大のメリットは、やはり大きな画面であるということ。

ほぼ据え置きで使用し、大画面高性能を重視する場合は15.6インチよりも17.3インチがおススメです。

大手メーカーのラインナップは少ないですが、ゲーミングノートPCのカテゴリーで探すと結構出てきますよ。

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まとめ

今回の記事は、ノートパソコンの画面サイズ(インチ数)と、サイズのカテゴリーに応じた適した用途についてでした。

インチ数cm換算ノートPCのカテゴリー
1333.0
13.333.8一般的なモバイルノートPCサイズ
13.534.3
1435.6モバイルとスタンダードの中間サイズ
1538.1
15.639.6一般的なスタンダードノートPCサイズ
1640.6
17.343.9一般的な大画面ノートPCサイズ
主にゲーム、クリエイティブ用途
ノートPCディスプレイ対角線寸法のカテゴライズ

画面サイズや筐体のサイズ・重量によって、メリットデメリットがあります。

あなたの用途に最適な1台を選ぶ参考になれば幸いです!

おわり

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