筆者である僕が、毎晩子供が寝た後に修行に励むゲーム「フォートナイト」。
これまで、強くなるために僕がやってきたことを記事にしています。
今回の記事は、
おじさんでもフォートナイトで対面強くなりたい! でも、どうしたらいいの?
という方に向けた記事です。
具体的な技とか練習方法を知りたい人は、そっとブラウズバックしてもらってYoutubeで検索してください(笑)
今回は技術的な部分ではなく、強くなるための心構えや筆者の練習方法についてザックリ触れたいと思います。
メンタル的な部分なんて二の次じゃないの?と思う方も多いかもしれません。
しかし、競技勢やプロなどの強い人は皆「ブレない・折れない心」を持っています。
その「ブレない・折れない心」があるからこそ、長い年月修練を積み重ねることができ、結果として今の地位を築き上げていることを忘れてはいけません。
僕は中年になってフォートナイトを初めて1年ほどです。
まだまだ修行が必要だと感じていますが、強くなりたいという一心で試行錯誤した結果、現在は猛者集うPC版アリーナソロのコンテンダーリーグでビクロイ争いができるようにはなりました。
(イモって順位ポイント稼ぐようなことはしていません)
昔では考えられなかったようなことです。。。
注:フォートナイトはクロスプラットフォームを公言しており、本来ならSwitch、PS、PCはごちゃまぜのマッチングという仕様ですが、実際にプレイしていると明らかにPCでは敵のレベルが段違いに強いです。
前置きが長くなりましたが、どういう姿勢で練習に励むべきかというと
あなたは明日から、いや一か月後ですらReetやワイルドホークさんにはなれない
ということを肝に銘じておくこと。
まあ、当たり前ですよね。。。
サッカー上手くなりたい少年が、一か月後にメッシみたいにプレイできるわけがありません。
中年プレイヤーはそれを分かっているということが武器なのです。
今はYoutubeでプロのプレイ動画が簡単に視聴でき、多くの技解説動画も腐るほどあります。
そんな環境にいると、
見るだけで自分が強くなったような気がします。技解説動画を見るとすぐにできるようになる錯覚に陥ります。
見様見真似でその技ができるようになって満足していても、イザ実戦では勝てない・・・そんな人が殆どじゃないでしょうか。
プロや競技勢がやっていること。それは
引き出しを増やしつつ、愚直に反復練習する
に尽きると思います。
地味ですが、確実にレベルアップすることは間違いないです。
それでは、もう少し掘り下げていきましょう。
圧倒的な練習量が大きな差を生む
スポーツでもなんでもプロと呼ばれる人たちは、そうでない人たちに比べて単純に練習の量が違います。
あなたがスマホいじっている間やYoutubeを見ている間にも、強い人たちは練習をしています。
サッカー始めたばかりの人がリフティング1000回なんてできないように、フォートナイトプロプレイヤー達もゲーム始めたばかりでいきなりプロ級の腕前なんてあるわけないです。
長い月日をかけて、毎日毎日強くなるために練習を行っているから今の地位があるのです。
若きプロフェッショナルたちは、直感的にわかっているのでしょう。
積み重ねることでしか強くなれない
ということを。
僕の場合は、ツライ思いもしながら40年近くの社会経験によって、ようやくこの考えに至ることができています。
これは勉学、スポーツも同じことです。
いかに早い時期からしっかりと将来を見据えて練習量を確保できるかによって、1年後や2年後に周りと差がつくかつかないかが決まります。
強い人は多くの時間を実戦や練習に費やし、プレイしていない時でもどうすれば強くなれるかを常に考えています。
この事実を無視して、目の前の華やかさだけにフォーカスし、プレイ時間や考える時間が少ない人は上達スピードが遅くなるでしょう。
僅かな成長スピードの差が1年後には大きな差となって表れてくるのです。
ただし、食事や睡眠など生命維持のための時間を削ってはいけません。
プロゲーマーはその辺の自己管理もキチンとしてるので、そういうところもマネしましょう。
どこまで反復練習するのか?
反復練習といってもどこまでやればいいのか?
人それぞれかもしれませんが、僕の考えとしては
やるべきことを、まるで呼吸するレベルで自然にやれるようになるまで
という感じです。
僕は長年サッカーをやってきてましたが、局面局面でイチイチ考えなくても状況に応じて体が勝手に反応する感覚を味わっています。
それは日々の反復練習の積み重ねによるものです。
猛者集う大会では近距離線で思考できる時間なんてコンマ何秒しかない世界。
目や耳から入った情報から瞬時に体が動かせるようになるまで「脳~指先の神経の感度」を上げておく必要があるということですね。
転びそうになったら反射的に手が出て体を支えるように、条件反射的な感じです。
たとえば、相手の1Boxの「壁貼り替え⇒即右上三角編集⇒ショットガンジャンプ撃ち」までの流れを意識せずにできるように。
もちろん、それだけで勝てるほど上のレベルは甘くないでしょう。
時にはフェイントや相手の動きを見てパターンを変えることも必要になってきます。
つまり、自然にできる動きの「引き出しを増やす」ことが重要になってきます。
実戦で使えるレベルの引き出しを増やす
自分が弱いと思って悩んでいる多くのプレイヤーは、見たことのない珍しい新たな技を求めてしまうパターンが結構あるんじゃないでしょうか?
新しい技もクリエイティブで少し練習すればできるようになるでしょう。
それで満足して終わっていませんか?
いま覚えた技は実戦で自然に出すことができますか?
自分の戦闘スタイルとは異なる技ではありませんか?
増やすべき引き出しは、以下を優先すべきと考えます。
・自分の戦闘スタイルの幅を持たせるもの
・カウンターでやられてしまったケースの対策とするもの
・必要だと思っているけど苦手なもの、手を付けていないもの
これらをクリエイティブで息を吸って吐くレベルでできるようになれば、アリーナなどの実戦で意識して使ってみましょう。
最初は使うことすら忘れてしまいますが、1~2回でも実戦で出せただけでも素晴らしい成長だと思います。
戦闘中ではない「安地への移動中」でも実戦中にトライしてみるといいです。
建築技場合は、資材のムダになってでも、敵の標的になってしまったとしても、とにかく実戦の緊迫感の中で「引き出しを引き出すこと」を繰り返し行うと、脳がその引き出しを認識してくれます。
今まで点在していた基礎的な知識がつながって、困難を打破するアイデアが浮かぶ時のように、今まで作ってきた引き出しを活用できるタイミングがきっと訪れます。
この感覚は、スポーツをやっていた人だけではなく、人間の成長の過程でもよくあることはみなさんも身をもって経験していると思います。
失敗⇒トライ⇒失敗⇒トライ・・・
を繰り返したから今の自分があるように、目先の勝敗にこだわらず、今以上のチカラを出せたか・出せなかったか、なぜうまくいったのか・うまくいかなかったのかを考えながらプレイすると、成長スピードが速くなることは言うまでもないでしょう。
仕上げは細かいディテールを意識する
ある程度のレベルになって引き出しの数が増えてくると、応用がきくようになるし、新しい引き出しも比較的早く自然にだせるようになります。
それでも、上には上がいますよね。
さらに上に上がっていくには細かい部分にこだわる必要があるでしょう。(たぶん僕はまだその領域ではないですが・・・)
・数ミリレベルでの視点の起き方
・キャラクターの立ち位置と構造物の位置関係
・屋根を1つかけるか2つかけるか
・右上三角編集なのか窓編集なのか
・編集リセットからの攻撃の場合で、「編集リセット⇒決定⇒編集⇒編集選択」でやるのか「編集リセット⇒編集選択」なのか
こだわるポイントは無数にあります。
被弾しないため、相手の進路を妨害するため、先に攻撃を当てるためを突き詰めればやるべきことはたくさんあることに気付きます。
結局この細かい部分も反復練習して自然にできるようになっていく・・・という繰り返しになるわけです。
もはやフォートナイトというゲームが無くならない限り、終わりなき修行の旅と言っていいでしょう。
ひとりで対面を鍛えるにはソロアリーナをやり倒す
上手くなるには同じような実力、または自分よりちょっと上手い人とクリエイティブの1vs1マップでタイマンするのが効果的だと言われています。
でも、僕はデュオやトリオ、スクワッドなどのチームプレイよりもソロの静かで緊迫感のある雰囲気が好きなので、特にフレンドを作りたいとは思いません。
また、特定のフレンドとタイマンしていると攻め方や守り方が偏って、実戦での引き出しが少なくなることも考えられます。
そんな僕の練習ですが、以下のような感じを繰り返しています。
より実戦的な対面の強さを磨くのであれば、アリーナソロをぶん回すのが最も適していると思います。
アリーナはムダが少なく、公開ソロに比べて実戦経験を積む機会が多いのです。
そりゃあ、最初は勝てませんでしたよ。萎える・・・本当に萎える。
それでも、繰り返せばきっと強くなれると信じてあきらめずに繰り返すことでオープンリーグではビクロイをとれるようになったし、コンテンダーリーグでもあと一歩でビクロイまで行けるようになりました。
まだまだ課題は山積みですが、着実にレベルアップしていることは実感できています。
ひとりぼっちで修行に励んでいるプレイヤーはアリーナソロぶん回しがオススメです。
ただし、
自分の悪かったプレイを細かい部分まで振り返り、次に活かす意識は忘れずに!
おじさんフォートナイト修行者へ
僕はまだチャンピオンリーグにも達していないプレイヤーですが、仕事や家庭もある中の限られたプレイ時間のことを考えれば、まあまあ満足できる成長をしてると思っています。
中年プレイヤーは、これまでの人生経験によって「遠回りだけど、地道な積み重ねが最短ルートである」ことを知っています。
これが中年プレイヤー最大の強みではないでしょうか?
効果的に、そして効率的に必要なことを愚直に繰り返す。
おっさんでも10代の反射神経モンスター猛者に勝ちましょう。
もちろん楽しむことと、睡眠時間は大切に。
おわり
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