フォートナイトのキーマウ勢で、プレイ中に壁や床建築を出したはずなのに壁や床が出なくてイラついたことがありませんか？
主にPCの能力不足、インターネット回線の影響も考えられますが、これら以外の原因もあるのです。
その原因の一つとして今回述べるのは、
「Key2XInput」などのサードパーティ製Wムーブメントアプリを利用していて、マウスクリックを「建築」にしている場合
上記の場合、建築立たない問題の発生リスクがあります。
この場合の対処方法は以下の2つです。
- Wムーブメントの外部アプリを使用しない
- Wムーブメントの外部アプリを使用しない + フォートナイト設定でのWムーブメント設定を有効にする
設定 → マウスとキーボード →カスタムの斜め移動を使用する「オン」
上記①は、キーボードでのＷムーブメントをあきらめるということ。
上記②は、Epic gamesが設計した純正のWムーブメント機能を利用することです。
詳細はこちらを参照ください。
我が家のフォートナイト環境でも建築が立たない時があった
我が家のフォートナイト環境においても、建築立たない問題が発生しました。
ウチの息子はキーマウ勢ですが、ある時から息子が
「建築が立たん！こんなんじゃ勝てるわけない！萎えるわ・・・」
とイライラを募らるようになりました。
たしかに、建築バトル中に建築ピースのキーを押してマウスの左クリックを押す時に建築ピースが出ないことがあります。
マウスクリックボタンを押しっぱなしでのターボ建築で建築ピース出ないことが多く、クリックしなおすと建築ピースが出る感じ。
大事なところで壁が立たず相手に壁を取られて囲まれる、床が出なくて落下ダメージでダウン・・・。
そして発狂する息子。。。
なぜだ・・？
PCのスペックはそんなに悪くない（Intel第10世代Corei7、NVIDIA RTX3060）
回線は良いとは言えないが悪いわけではない（光コラボ回線 有線400Mbps、 ping 10～20）
以下のようなことを試してみましたがダメでした。
・Windowsの設定やNvidiaコントロールパネルの設定をハイパフォーマンス側に設定
・キーボードとマウスのドライバー更新
・フォートナイトを再インストール
・グラフィックドライバの更新
・Widowsの初期化
・ルーター更新
・高性能なLANケーブルに交換
さらに高性能なPCや回線を用意するのは簡単ではありません。
それで解決するかどうかも分からないのに高額な出費は避けたいところ。
息子もキーマウでプレイしてしばらく経過していたけど、前はこんなことで困ったことなかったのに・・・。
そもそもPCパッド勢の僕は、問題なく建築出せてるぞ？
ということは、キーボード・マウス特有の問題と考えるべき。
マウスの入力遅延？でも今まで問題なく使えていたぞ・・。
もしかして・・・、Wムーブメントのアプリを使い始めてからか！？
試しにWムーブメントアプリ（我が家ではKey2Xinputを使用）を使わずにプレイしてみる。
「あ、ちゃんと建築出るわ・・・。」
我が家の建築立たない問題はWムーブメントアプリの影響ということが分かりました。。。
そしてその後、2022年10月フォートナイトの神アップデートにより、ゲーム内設定でWムーブメントを調整できるようになりました！
今ではKey2XInputを使用せずにフォートナイトの設定でWムーブメントの調整を行うことで、建築立たない問題を解決できています。
Wムーブメントとは
Wムーブメントとは、キャラクターコントロールの一部の呼び名です。
前方向（または後方向）と横方向の移動の2つの信号入力で斜めに移動すること。
パッド（コントローラー）で言えば、左スティックでのキャラクター操作。
360°入力可能なスティックならではの、微調整しながらの斜め移動が可能となります。
この微調整を効かせたキャラクターコントロールがパッドの強みと言えるでしょう。
一方のキーマウ勢。
キーボードでのキャラクターコントロールは「W」「A」「S」「D」キーで前後左右の移動をしているケースがほとんどじゃないでしょうか。
キー入力で斜めに移動したい時、例えば右斜め前に移動したい場合は「W」と「D」を同時押ししますよね。
2つのキーを同時押しすると決まった角度でキャラクターが斜め移動します。
あとはマウスでの視点操作で移動の角度を調整する。
パッドはキャラクター移動、視点移動ともに360°入力が可能なスティックなのでキャラクター移動を微調整しやすいのですが、キーマウではキーボード側のキャラクター移動の調整幅が少ないためにキャラコンで少し不利なのです。
特に、ダッシュしながらの連続建築・編集するような場面で影響が出てきます。
これまで存在してきたKey2X InputなどのWムーブメントアプリは、2つの方向キーを同時押しした場合に
右前、左前、右後、左後それぞれにどんな角度で移動するかを設定できるソフトウェアです。
つまり、パッドほどではありませんが、
キーボードで2キー同時押しで移動するときに、少しでも自分の操作しやすい角度に決めることができる
ということです。
なぜWムーブメントの外部アプリが影響したのかを考察
今回なぜ、Wムーブメントアプリが建築立たない問題を引き起こしたのか？
それはWムーブメントアプリというものが、
キーボード入力を無理やりパッドのスティック入力信号に変換しているソフトウェアだからと思われます。
しかも、フォートナイトの開発元であるEpic gamesが作ったアプリではありません。
Epic公式から使用は認められてはいたものの、動作の保証は自己責任です。
ゲームファイル側との相性、パソコン自体やキーボード・マウスとの相性によって予期せぬ動作を起こす可能性があります。
原因の詳細を説明している情報源が見つからないので僕の推測でしかありませんが、キー入力⇒パッド入力信号への変換⇒画面上への反映の処理の中で、こちらが思うような結果（画面上への反映）が出力されなくなるのだと考えます。
実際に、アイテムドロップができない、急に視点移動ができなくなるなどのバグはあるようです。
よって、Epic games側もフォートナイトのゲーム内設定にWムーブメントの調整を追加したのではないでしょうか。
フォートナイトキーマウ勢は、外部アプリのWムーブメントをやめてゲーム内設定で調整することを強くオススメします。
バグが出にくいだろうし、バグが起きてもEpicに通知すれば修正が入る可能性も高いからです。
まとめ
フォートナイトのキーマウ勢で思った通りに建築ピースが出ないことがある原因の一つとして、「外部アプリのWムーブメントを使用している」という場合があります。
この場合の対策としては以下の二つ。
- Wムーブメントの外部アプリを使用しない
- Wムーブメントの外部アプリを使用しない + フォートナイト設定でのWムーブメント設定を有効にする
設定 → マウスとキーボード →カスタムの斜め移動を使用する「オン」
キーマウ勢でWムーブメントを調整したい場合は、ゲーム内設定で調整することを強くオススメします。
理由は、Epic公式の機能であるためバグによる誤動作が少なく、バグの修正も比較的早く行われやすいと考えられるからです。
大事な場面で建築が出なくて困っている人は、ぜひ試してみてください。
おわり
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