- この記事を読んでほしい人
- ・小鼻の脇が赤くなり、皮膚がポロポロと剥がれ落ちる症状に悩んでいる
・耳の裏や眉間も同様に赤くなり、皮膚がポロポロと剥がれ落ちる症状に悩んでいる
すでに自覚している方も多いかと思いますが、この症状はほぼ
脂漏性湿疹(脂漏性皮膚炎)です
過去記事でも述べていますが、頭皮や小鼻の脇、脇の下などの皮脂が多く分泌される部位(脂漏部位)で起こる皮膚の炎症です。
僕の場合は、遺伝的要因と油物好き、生活リズムのみだれや洗浄不足など複数の要因が重なっていたと思います。
ちなみに僕の父親は症状がひどく、頭皮、スネ、背中全体が干ばつのようにヒビ割れて家中に皮膚をばらまくことになり、よく母親にチクチク言われていた記憶が残っています。
過去記事の通り、僕は頭皮の症状がひどく悩んだ時期がありましたが、自分に合ったシャンプーとの出会いと頭の洗い方を見直したことで頭皮の症状はほぼ完治に近い状況になっています。
(15年くらいは維持できています)
【脂漏性湿疹の要因】
・遺伝的要因や脂性の方
・油物を好んで食べる方
・皮膚にもともと住んでいるカビの一種への過剰反応
・入浴不足、洗浄不足
・生活リズムの乱れ、ストレス
などなど・・・
しかし、最近まで含めて長い付き合いになってしまっているのが小鼻の脇の症状です。
今回の記事では、脂漏性湿疹の特に小鼻の脇の対処方法について述べてみたいと思います。
小鼻の周りの症状が良い時と悪い時のパターン
これまでの経験上、僕の場合は以下のような状況で症状の良し悪しが現れることが分かっています。
■症状が良くなるときのパターン
・運動で汗をかいたとき
・油物の食事を控えているとき
・ストレスや疲労が少ないとき(残業が少ない)
・睡眠時間が十分とれているとき
■症状が悪化するときのパターン
・飲み会や油物の食事を摂る機会が多いとき
・ストレス、疲労が大きいとき(残業多い)
・睡眠時間が十分とれていないと自覚しているとき
過去に頭皮で悩んだ時は、シャンプーの種類と頭の洗い方で大きく改善したので、小鼻も同様に洗顔に気をつかってましたが症状が大きく改善することはありませんでした。
よって上記の行動パターンから、小鼻の脇の症状は僕のケースだと生活習慣が大きく影響していることが推測できます。
残業続きで生活リズムが乱れている時には、ほぼ間違いなく症状が現れるため生活リズムのバロメーターとして機能していました(笑)
それを知ってる会社の同僚からは、僕の症状が目に入ると
疲れが出とるで~
とよく言われます。
で、今現在ですが症状はかなり改善されて完治に近い状態を維持しています。
どうして改善できたかについて、述べたいと思います。
脂漏性湿疹 小鼻の周りの症状への対処方法
対処方法と書いちゃってますが、たまたま生活リズムが大きく変わったというのが大きいです。
【生活リズムの変動】
・社内の部署異動により深夜残業することが無くなった
・予期しないメンタル疾患になり睡眠薬を服用することになり睡眠時間が強制確保された
・さらに食欲が落ち、間食や油物を摂る機会が激減した(飲み会も自粛)
・家にいることが多くなったので、子どもと外で遊ぶ(サッカーなど)運動機会が増えた
ということで、恥ずかしながらまったく狙っていなかったのですが、結果的に健康的な生活リズムを手にすることで症状が大きく改善しました。
さらにダメ押しとして、別件で皮膚科に通ったときにたまたま小鼻の症状の話をしたら、先生から
念のため塗り薬いっとく?
ということになり、お風呂上りに処方されたクリーム(ニゾラールクリーム)をほんの少量塗り続けることで現在完治に近い状況になっています(ここまで約5か月。塗り薬はやめて2か月が経ちます)。
おかげでちょっとだけ若返ったような顔色になりました!
これをキープするためには、洗顔とその後の保湿です。
顔を洗顔ソープで優しく洗って余分な皮脂を洗い流し、化粧水を叩きながら馴染ませて乳液や保湿ローションで水分を逃がさないようにパックしましょう。
塗り薬も併用する場合は、順番的としては
①洗顔と保湿
②塗り薬塗布
としてください。
逆にしてしまうと、塗り薬を顔の不必要な部分に広げて肌荒れの原因になりますので…。
ちなみに僕が使用して効果があったのは花王の「Curel 潤浸保湿美容液」です。
肌を健康に保つ働きを持つ「セラミド」の働きを補い、守る機能を持っています。脂漏性湿疹になりにくくするためには肌の潤いをキープすることも大切なようですね。
保湿クリームにはセラミドの働きを助ける機能を持ったものをおススメします。
脂漏性湿疹改善のための生活習慣まとめ
意図してないところで改善している内容なのでお恥ずかしい話ですが、結果的に良くなっているので今現在似たような症状の方の参考になれば、それはそれで喜ばしい事!
ということでまとめますと、
質の良い睡眠を十分にとり、
ストレスや疲労を軽減し、
食事をバランスよく摂り、
適度な運動を行う
というフツーなことを習慣化すれば、少なくとも改善方向には向かうということです。
プラスして、皮膚科での塗り薬も加えればさらに良くなっていくでしょう。
当たり前のような内容ですが、忙しい現代人はこのような当たり前なことができなかったりするものですよね・・・。
しかし、本当に治したいなら地道にやるしかないです。
働き方や過ごし方を変えたいなら、変える意識と実際に行動しないと始まりません。
一気に色々やろうとすると長続きしないので、まず最初は「しっかりと睡眠時間をとるためにどう動くか」から始めれば他の習慣も変わってきますよ!
仕事も家事も食事も普段の生活も、なるべく不要不急な物は排除していくことをオススメします。
この記事が、悩めるあなたの参考になれば幸いです。
特に顔の症状は、他人との会話での見た目の印象にも多少関わってくるので、できるだけ気をつかってみてください!
おわり
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