■この記事のターゲット
・無印良品の体にフィットするソファのヘタリを改善したい
・無印良品の体にフィットするソファ用補充クッションの使用感をしりたい
当ブログの過去記事でも触れていますが、無印良品の体にフィットするソファは5年ほど使用するとほぼペチャンコになります。
こうなるともう、体にフィットしません
僕は新品を追加購入しましたが、いつの間にか「体にフィットするソファ用補充クッション」なるものが販売されているじゃないですか!
ということで、今回の記事は
体にフィットするソファ用補充用クッションの実際の使用感
についてです。
ウチには購入から7年近く経過した初代と、購入後1年半程度経過した二代目の体にフィットするソファがあります。
それぞれに補充クッションを使用するとどんな感じになるのか?
早速結論から述べましょう。
上記の状況から、
すでに寿命を迎えたと思われる状態(毎日使用で4~5年程度)で補充しても劇的な改善は望めません。むしろ損した感が強いかもしれません。
補充用を2個入れるくらいなら、新品の本体を購入した方がいいです。
一方で、使用後1~2年経過あたりのちょいヘタリ状態で補充用クッションを投入すれば、ある程度満足できる座り心地に改善させることはできます。
つまり、
ヘタリが気になりだした時に補充し、寿命までに極端な座り心地の劣化を遅らせる
という使い方になると思います。
これ以降では、寿命を迎えたソファ、ヘタリ始めのソファに補充した時の実際の使用感をもう少し詳しく述べていきます。
寿命を迎えた体にフィットするソファは補充クッションで復活するのか
完全に寿命を迎えた体にフィットするソファは「煮込み過ぎた餅」という言葉がピッタリでしょう。
だらしなく地べたに這いつくばっています。
そんな状態でも補充用クッションを入れると座り心地は改善するのか?
見た目はボリュームが少しアップします。
座り心地は改善しなくもないですが、2,480円を費やした恩恵を感じるほどの感動は全くありません
補充してもこの程度?
いや、むしろ硬い部分と柔らかい部分がハッキリ分かれるためバランスが悪くなっています。
体にフィットするソファは、どのカバーの面を座面にするかによって硬い座り心地と柔らかい座り心地を変えることができるのはご存知の通り。
しかし、寿命を迎えたソファ+補充用クッションでは安定した形状を保てないため、若干の気持ち悪さが残ってしまいます。
(これも新品のソファの座り心地を知っているがゆえか…)
煮込み過ぎた餅の上に小さな新しい餅を乗せて巾着で包んでも、小さな新しい餅の硬さだけが気になってしまう・・・
みたいな感じです(笑)
もともとの本体のクッションが補充用クッションを包み込まないため、どうしてもクッションの一体感が損なわれ、重ねた座布団感がつきまといます。
やはりビーズクッションの宿命でしょうか、
ビーズ粒子が削れて小さくなり過ぎたら、ビーズ入替でしか真の復活はないのかもしれません。
ということで、
寿命を迎えた体にフィットするソファは潔く新品に買い替えたほうが後悔しない
ということです。
ヘタリ始めの体にフィットするソファは補充クッションで復活するのか
では続いてまだボリュームとハリが残る購入後1年半が経過したソファとの相性を確認しましょう。
ボリュームとハリは残るとはいえ、購入当時と比べるとヘタリが気になり始めています。
冒頭で結論付けた通り、このあたりのヘタリ具合で補充クッションを投入すると座り心地が良くなったことに満足できるレベルです。
見た目も購入時に近い感じですね!
やはり、もともとの本体に補充用クッションをある程度包み込める余力が残っているからだと思います。
もちろん新品同様の座り心地とはいきませんが、これなら2,480円出しても「まあ、いいか」という気持ちですかね。
この2,480円を安いとみるか高いとみるかは、あなたが体にフィットするソファに求める座り心地にもよるでしょう。
正直、どちらにしても 4~5年もすると座り心地がどうこう言えるレベルではありません。
こんなことを言うと身も蓋もないですが、ランニングコストを考えるとハンモックや一般的なリクライニングチェアを買った方がコスパいいんじゃないかとも思ってます。
それでも無印良品ブランドの体にフィットするソファの「フィット感」に価値を感じるのであれば、補充用クッションの購入は判断としては全然アリだと思います。
体にフィットするソファ用補充用クッションの感想まとめ
ヘタリ具合の異なる2つの体にフィットするソファに補充クッションを投入してみた感想は、以下の通り。
長期スパンで考えた時に個人的には、
・本体購入後から間もなく補充用クッションを買うのはもったいない
・かといって寿命レベルまでヘタってから補充用クッションを使うと満足できない
という非常に悩ましい商品だなと思います。
体にフィットするソファに代表されるビーズクッションは、座り心地の劣化と改善のためのコスト、それに見合う効果が気になってしまう宿命を持っています。
もし、まだ一度も体にフィットするソファを体験していない方にとっては、部屋のサイズが許容できるのなら多少高価でもビーズクッションでない一般的なソファで長く使うことを重視した方が良いかもしれません。
もちろん新品時の体にフィットするソファのフィット感は、人間をダメにしてしまうくらいの天国のような座り心地であることは間違いないです。
ただし、一度その座り心地に魅了されてしまうと、延々とヘタリと買い替えor補充が付きまとうという地獄を見る一面も持っていることをお忘れなく…。
無印良品さんが寿命を迎えた体にフィットするソファの無料回収を行い、削れたビーズをリサイクルして新品ビーズを作って、新しいソファの材料にするみたいな取り組みをしてもらえるとエコなんじゃないかな~と思う今日この頃です。
おわり
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