- この記事を読んでほしい人
- ・ワイヤレス(無線)ゲーミングマウスの購入検討中
・ロジクールのワイヤレスゲーミングマウスって何があるの?
・ロジクールGの「G304」でもゲームは快適に遊べる?
この記事では、
ロジクールのワイヤレスゲーミングマウスの中で最安モデルである「G304」のレビューと、ロジクールのゲーミングマウスラインナップと特徴を説明をしています。
結論から言うとロジクール「G304」は、
小中学生~大人で初めてゲーミングマウスを買おうとしている人にはオススメのマウスです。
「G304」のオススメ理由は以下の3点。
- 有線マウス、ワイヤレスの上位モデルと同等以上の通信応答速度1msである
- コンパクトサイズなので、手が小さめの人でも扱いやすい
ウチの小学校高学年の息子も問題なく使えています - 求めやすい手ごろな価格(実勢価格で4000円程度)
でも、
ワイヤレスマウスって、有線に比べたら通信の遅延があるんじゃないの?
と思っている方も多いのではないでしょうか?
最近は無線通信技術も進化しているので、有線マウスと比べて明らかに遅延を感じることはないと思います。
ということで、まずワイヤレスマウスのメリットデメリットについて整理します。
ワイヤレスマウスのメリット・デメリット
一般的に言われているワイヤレスマウスのメリット・デメリットは以下になります。
- ワイヤレスマウスのメリット
- ・パソコンなどと接続する配線が無いので、操作の邪魔にならない、持ち運びもラク
もう、これ以外のメリットがないくらいの最大にして唯一のメリットかもしれませんね。 - ワイヤレスマウスのデメリット
- ・有線マウスより価格が高め
・有線マウスより重量が重くなりがち
・応答速度が有線マウスに劣ると言われている
・電池交換やバッテリー充電をしなければならない
文字通り、ワイヤレスマウスの最大のメリットは配線が無いこと。
ワイヤレスマウスを買いたいな~と思う方のほとんどが、有線マウスの配線の煩わしさを回避したいからだと思います。
最大にして最強の「無線」というメリットが、上記のようなデメリットを無視できるほどの価値と感じるかどうか。
ここが無線マウスと有線マウス選択の分かれ道です。
ワイヤレスマウスは電源回路やバッテリー、無線通信回路を搭載するため、価格が有線マウスより価格が高くなるのは致し方ないところ。
重量増も同様の理由ですが、マウス操作時に「配線が邪魔になること」と「本体が少しだけ重い」のどっちが普段のマウス操作時のストレスになると感じるでしょうか?
配線が邪魔になるのがイヤだと感じる人は、マウスが少しだけ重いのは大きな問題ではなくなるでしょう。
また、無線だと有線よりも通信応答速度が劣ると言われているのは、確かにその可能性はあると思います。
なぜなら物理的には有線での電気信号通信の方が速いですし、無線(電波での)通信はその性質上、周囲の電波環境が悪い場合に、全くその影響を受けないとは言えないからです。
しかし、よっぽど電波環境が悪いところでゲームをしないでしょうし、プロゲーマーが大会などでワイヤレスマウスを使っているという事実があるということは、実使用上ほとんど問題ないということです。
後述しますが、ロジクールの「LIGHTSPEED」という技術によって、通信応答速度は有線マウスと同等レベルになっています。
あとは、電池交換やバッテリー充電がめんどくさいと思うかどうか。
ワイヤレス充電対応のモデルであれば、これまたワイヤレス充電対応のマウスパッドを使えば電池切れでマウス使えないということはないでしょう。
ロジクールG ワイヤレスゲーミングマウスのラインナップ
ロジクールGのワイヤレスゲーミングマウスのラインナップ一覧を下の表にまとめています。
見た目は似たような感じがしますが、それぞれに特徴があり、機能に応じた価格のラインナップとなっています。
外観 | G304 | G603 | G604 | G703 | G502 | G903 | PRO | PRO X |
サイズ (mm) | 縦 :116.6 横:62.15 高さ:38.2 | 縦 :124 横:68 高さ:43 | 縦 :130 横:80 高さ:45 | 縦 :124 横:68 高さ:43 | 縦 :132 横:75 高さ:40 | 縦 :130 横:67 高さ:40 | 縦 :125 横:63.5 高さ:40 | 縦 :125 横:63.5 高さ:40 |
重量 (乾電池除く) | 99g | 88.9g | 112g | 95g | 114g | 110g | 80g | 63g |
ボタン数 | 6 | 6 | 15 | 6 | 11 | 11 | 8 | 5 |
電源 | 単3乾電池×1 | 単3乾電池×1or2 | 単3乾電池×1 | 充電式バッテリー ワイヤレス充電可 | 充電式バッテリー ワイヤレス充電可 | 充電式バッテリー ワイヤレス充電可 | 充電式バッテリー ワイヤレス充電可 | 充電式バッテリー ワイヤレス充電可 |
解像度 | 200~ 12,000dpi | 200~ 12,000dpi | 100~ 25,600dpi | 100~ 25,600dpi | 100~ 25,600dpi | 100~ 25,600dpi | 100~ 25,600dpi | 100~ 25,600dpi |
無線応答速度 | 1ms | 1ms | 1ms | 1ms | 1ms | 1ms | 1ms | 1ms |
駆動時間 | 最大250時間 | 最大500時間 | 最大240時間 | 最大60時間 ライティングなし | 最大60時間 ライティングなし | 最大180時間 ライティングなし | 最大60時間 ライティングなし | 最大70時間 |
特徴 | コンパクトサイズ 手ごろな価格 | 長時間駆動可能 乾電池式では軽量 Bluetooth接続可 | 高解像度 ボタン数多い Bluetooth接続可 | 高解像度 手ごろな価格 | 高解像度 ボタン数多い | 高解像度 ボタン数多い 左右対称形状 | 高解像度 ボタン数多い 軽量モデル | 高解像度 乾電池不要 最軽量モデル |
価格 (税込) | 5,610円 | 9,130円 | 12,760円 | 12,320円 | 18,480円 | 18,920円 | 15,620円 | 17,820円 |
公式サイトリンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
基本情報一覧表
G304は、ワイヤレスゲーミングマウスのラインナップ中で最も価格が安いモデルとなっています。
最も安いモデルとはいえ、通信応答速度とトラッキング性能は上位モデルと同等レベルであり、重量も重いと言える部類ではありません。
低価格な割にゲーム用で十分な性能なので。とっても買いやすいモデルです。
ただし、
Bluetooth接続もしたい
乾電池の交換をしたくない
使えるボタンの数が多い方が良い
解像度の調整幅が広い方が良い
もっと軽い方が良い
という方は、それぞれの特徴を持った他のモデルから選択しましょう。
■一般な用途でBluetooth接続もしたいなら「G603」
■充電バッテリータイプでコスパが良いのは「G703」
■マウスで操作できるボタン数を多くしたいなら「G502」あたりがオススメ
■左右両利き対応のモデルは、プロゲーマーのNephriteさんも愛用している「G903」
■軽さと機能性を高い次元でバランスさせたいなら「PRO」
■とにかく軽さ重視!なら63g未満の「PRO X」
POWERPLAYに対応したモデルは、ワイヤレス充電が可能。
ただし、別売りの専用マウスパッドが必要です。
ロジクールGのワイヤレスマウス特徴
ロジクールGのワイヤレスマウスは、海外、国内のプロゲーマーも使用しています。
つまり、プロも認める性能を持っているということ。
ワイヤレスマウスが技術的に進化してきたからこそ、今の地位を確保できているのです。
G304にも搭載されているプロも認める特徴的な機能について少し紹介します。
「LIGHTSPEEDワイヤレス」で有線マウスと同等の応答速度
ロジクールの高性能ワイヤレステクノロジー「LIGHTSPEED」は、有線式マウスと同等以上の通信応答速度を可能にしています。
有線マウスのデメリットである「配線の煩わしさ」を我慢してでも、応答速度を重視して有線マウスを使ってきた方は、もう我慢しなくていいんです。
「LIGHTSPEED」を搭載したワイヤレスマウスの応答時間は1ms(0.001秒)なのですから。
最安モデルのG304もLIGHTSPEEDモデルです。
入力遅延で困ることはないでしょう。
「HEROセンサー」による高精度トラッキングと高解像度
ロジクールが開発した「HEROセンサー」は、高いトラッキング精度と省電力を実現した高性能光学センサーです。
ゲームによっては、マウス大きく振って操作することもあります。
マウスを速く、大きく動かしても思った通りの操作をするために、トラッキング性能が重要になってきます。
「HEROセンサー」は、400IPSというトラッキング性能をもつ光学センサーです。
400IPSというのは、1秒間に400インチ動かしてもマウスの移動を検出できるということ。
たとえば、
フォートナイトのようなTPSゲームや、APEXのようなFPSゲームでマウスを速く大きく動かして瞬時に視点移動する際に、思い通りの視点移動ができるという性能を持っているということです。
ロジクール G304を使用してみた感想
我が家では、僕も息子も人気シューティングゲーム「フォートナイト」をプレイしています。
これまではゲームコントローラー(ゲームパッド)をパソコンに接続していましたが、息子が「キーボード・マウスでもプレイしたい!」ということで、お年玉でキーボードとマウスを買いました。
ちなみに、僕はというとコントローラー派です。
そこで購入したマウスがG304なのです。
僕が普段のパソコン操作で使っているMicrosoftエルゴノミックマウスより操作しやすいですね。
サイズ感は、大人の手ではやや小ぶりな印象ですが、小さすぎて困るわけではありません。
小学校高学年の息子の手でも問題なく操作できています。
フォートナイトのプレイで使っても特に支障はないです。
必要最小限のサイドボタン2個とホイールボタンを備えているので、ゲームの操作を割り当てることができます。
マウスの感度はDPIボタンを押せば、手動で4段階調整が可能です。
マウスを動かした距離に対応した画面上のカーソル移動距離を調整することができます。
多くの機能を持った特別なモデルではありませんが、低遅延技術、高精度センサーは高いレベル。
初めてのゲーミングマウスとして買いやすい値段でもあったので、購入して良かったなと思っています。
大人でも、子供でも最初のゲーミングマウスとして購入するには「G304」がオススメです。
G304を使ってゲームをプレイしていく中で、自分にとって必要な機能が見えてきたら別のモデルに買い替えるというステップを踏むとよいでしょう。
特別な機能を使わないのに高価なモデルを買ってもコストパフォーマンスが良くないですからね。。
ロジクール G304まとめ
・有線マウス、ワイヤレスの上位モデルと同等以上の通信応答速度1msである
・コンパクトサイズなので、手が小さめの人でも扱いやすい
・求めやすい手ごろな価格(実勢価格で4000円程度)
まずは、コストパフォーマンスの良いG304を購入して、自分のプレイスタイルに応じて買い替えを検討していくとよいでしょう。
あ…、忘れてましたが、ゲーミングマウスを初めて買うなら、ゲーミングマウスパッドも必須アイテムなので一緒に買うことをお忘れなく。
ケチらずに大きめのモノを買っておくのがオススメです。
おわり
コメント