- この記事を読んでほしい人
- ・フォートナイトでエイムが安定しない
・どのように視点感度設定したらいい?
・視点移動って「等速」と「加速」どっちがいいの?
という悩みや疑問を感じている「おじさんフォートナイトプレイヤー(パッド勢)」
アラフォーおじさんである筆者は、eスポーツでも有名なバトロワゲーム「フォートナイト」にハマリ、日夜修行に明け暮れています。
かれこれ2年近く毎日練習とマッチを繰り返すうちに、脱初心者と言われるレベルにはなったのかなぁ…と思っていますが、やはり猛者との闘いには敗れることが多い状況。
建築や編集のテクニック的な部分は、練習と経験がまだ不足していると思っていますが、一番なんとかしたいのはエイムです。
ここぞという時にショットガンを外し、
「これが当たってれば勝ってたのに~っ!!」
ということがしばしばあります。。。
そんな悔しい思いをして今現在思うのは、
フォートナイトで最も重要な要素は「エイム力」
すなわち、
「パッドのアナログスティック操作による視点の動き」と「自分のリアルな反射神経と動体視力」を一致させること
現時点の自分の身体能力に合わせたゲーム感度設定とし、そこに経験や知恵によるテクニックや立ち回りをプラスすることが個性を持った強いプレイヤーであると感じています。
おじさんは、10代プレイヤーみたいに
見てると「オエッ」と吐きそうなキビキビした視点移動に目が付いていかないし、その速度に見合った体の反応もできません。
まずは自分の感覚の現状を正しく認識すること。
課題を明確にし、解決への試行錯誤を重ねていくのがイケてるビジネスマンというもの。
今までYoutubeの有名配信者の設定を何種類か真似てきましたが、ここいらで本気を出して自分に合った感度設定を見つけなければと思ってマジメに考えました(笑)
多くのフォートナイトプレイヤーが選択を悩む設定「視点入力の曲線」。
「等速的な視点移動」と「加速度的な視点移動」
どっちがいいんですか?
という問題。
僕の結論は、
現時点のスティック操作と、自分のリアルな感覚が近ければどっちでもいい
です。
例えとして正しいか微妙かもですが、
野球のピッチャーでいう「オーバースロー」で投げるか「サイドスロー」で投げるかの違いのようなものかと。
オーバースローで結果を残せなかった投手が、サイドスローで才能が開花したという話もありますしね。
「振り向きが速くできるから」とか、「編集が速くできるから」という理由で、自分に適してない設定にするのはチョット違う気がします。
自分の感覚に合わせた感度設定を第一に考えて、その後にやりたいことをどうやってできるようにするかを考えるべきと思うようになったのです。
僕の場合ですが、今まで多くのゲーム配信者が推す「等速的な視点移動」でプレイしていました。
どうしても瞬間的な視点移動操作でスティックを大きく動かしてしまうクセがあったので、大事なところでショットガンを外すことが多かったという現実を直視。
この歳で染みついたクセを強制したり、若き日の身体能力や感覚を取り戻したりできるのか?
現実を受け止めながら、さらなる高みを目指すため、
現時点の僕の
・指の動かし方のクセ
・強弱付けたスティック操作の精度
・動体視力と反射神経
・使用するコントローラーのスティック感度
を総合的に考えた結果、「加速度的な視点移動」が最も「現時点での自分」が思ったような動きができると確信しました。
前置きが長くてすみません。
今回の記事では、アラフォーおじさんである僕がどのように考えて自分に合った視点感度設定にしたかを述べたいと思います。
僕と同じようなアラフォープレイヤーの感度設定の参考になれば幸いです。
「等速」と「加速」の違いを知る
まず大切なのは、視点入力曲線の「等速的な視点移動」と「加速度的な視点移動」の意味を知ることです。
視点入力曲線とは、簡単に言うと下の図のようにスティックをある角度まで傾けた時に「自分が設定した水平・垂直視点感度」に達するまでの「時間と視点速度の関係を表すもの」です。
等速的な視点移動は、スティックをどのように操作しても常に一定の速度を保つように視点が動きます。
感覚的ですが、「等速的な視点移動」はキーマウプレイヤーがマウスで視点操作する感覚に近いのではないかと思います。
マウスの最大のメリットは「点と点」をつなぐ動きです。
マウスは感覚的に「点から点」にカーソルを移動させやすいツールとして非常に優れたモノ。
つまり、エイムに必要な「点で合わせる動き」に向いています。
残念ですが、パッド勢はキーマウ勢にエイムで劣るのです。
※もちろん腕前でカバーできます。
その差を埋めるためにパッドにはエイムアシストがついていましたが、近年はエイムアシストも弱体化し、パッドの優位性が小さくなっています。
パッドのメリットは、キーマウよりも滑らかな視点移動がしやすいということ。
パッドのスティックによる視点移動は、「点と点を結ぶ」という概念ではなく、「視点の方向性を指示する」というのがあっているような気がします。
キーマウで滑らかな視点移動を行うには、方向キーの操作とマウス操作の2つの異なるデバイスを操作する必要があり、難易度が高いのです。
- 『等速』のメリット
- ・キビキビした動きをしやすい
・瞬間的にエイムしやすい
近距離(1ボックス内)で動く敵をショットガンやSMGで素早く追従できる
振り向きが速い - 『等速』のデメリット
- ・繊細な視点移動には、加速よりも繊細なスティック操作が必要
中/遠距離でのアサルトライフル、スナイパーでのエイムがしにくい、追いエイムがしにくい
スティック操作を誤るとレティクル(照準)が相手から外れやすい - 『等速』に向いている人
- ・点から点に「ピュンッ」と視点を合わせるスティック操作ができる人
・繊細なスティック操作と、大胆なスティック操作の使い分けが自然にできる人
・反射神経が良い人
一方の加速度的な視点移動は、スティックを倒してから自分が設定した水平・垂直感度に達するまでの視点移動スピードが段階的に上がっていきます。
等速に慣れた人は、視点移動のもたつきを感じるかもしれません。
加速の最大のメリットは、繊細なスティック操作が必要な時に視点の動きすぎを抑えてくれること
点から点にピュッと視点移動するというよりは、「点から点にスーッと向かっていくイメージ」と思っています。
動体視力が良くない人
反射神経が高くない人
繊細なスティック操作が苦手な人
などは、加速設定で上達への活路を見出せるのではないでしょうか?
- 『加速』のメリット
- ・繊細なエイム調整がしやすい
・視点がブレにくい
中/遠距離でのアサルトライフル、スナイパーでのエイムが圧倒的に良くなる
- 『加速』のデメリット
- ・瞬間的な高速の視点移動が遅い
近距離で突然現れた敵に、瞬間的にエイムをあわせるのが遅れる
- 『加速』に向いている人
- ・繊細なスティック操作と、大胆なスティック操作の使い分けが苦手な人
・反射神経が良くない人
加速設定での戦い方は、常に敵のいる方向にレティクルを向けておくことが特に重要です。
反射神経で勝てないなら、足音や建築の痕跡などで敵の位置の予測し、ここぞという時にしっかりとレティクル内に敵を捕らえて一撃を食らわせる。
10代、20代よりも大きく身体能力に劣る「おじさんの戦い方」には適しているんじゃないでしょうか?
加速設定をベースにさらに感度を調整する
走りながらでも、相手にレティクルを合わせ続けられる
ジャンプしながらでも、相手にレティクルを合わせ続けられる
とにかく、
捕捉した相手をレティクルから大きく外すことのない水平・垂直感度設定を探します。
加速設定にする人の多くは、繊細なスティック操作 (超細かいタッチ) が苦手な人ではないでしょうか?
つまり、ついついチカラが入ってスティックを大きく動かしてしまう人。
そんな人は以下の設定も調整して、自分が思うような視点移動ができるようになります。
・視点の鈍化時間
・視点スティックのデッドゾーン
下の図で言うと、赤の点線で囲んだ部分を微調整するイメージです。
視点の鈍化時間を高くすると、スティック操作後に設定した視点速度に達するまでの時間に鈍化時間がプラスされます。
つまり、さらに速度の立ち上がりが遅くなるということ。
逆に、0秒にしておくとデフォルトの視点入力曲線のままとなるワケです。
視点の鈍化時間 を少し調整して、指の動きに対する視点の動きすぎを抑えることができます。
視点スティックのデッドゾーン調整は、コントローラーのスティックが消耗すると、勝手に視点が動くのを防ぐ役割もありますが、視点感度の微調整にもなります。
スティック操作と実際の視点移動のタイムラグが少し気になる人は、デッドゾーンを低めにすることで解消できる可能性があります。
ここまでエイム重視の感度にすると、建築や編集操作が遅くなってしまうという疑問を持つことは当然でしょう。
建築や編集では、戦闘時よりも繊細なスティック操作は不要です。
建築や編集時の視点移動速度を確保するために以下の設定を調整します。
・建築モード時の感度倍率
・編集モード時の感度倍率
この設定は、みなさんご存じだと思います。
建築・編集モードの時に通常の感度に指定の倍率を掛けた視点速度(上図の赤線)になるということです。
ここは自分のスティック操作のし方、動体視力で追従できる限り高めの設定にしておくと良いでしょう。
さらに以下の設定を加えることで、振り向きや建築時の視点速度を高くすることができます。
・回転の水平ブースト
・回転の垂直ブースト
・回転のランプタイムブースト
・建築時の即時ブースト
回転のランプタイムブーストは、
スティックを一番倒しこんだ時にブーストで加算された視点速度に達するまでの時間
を設定するものです。
あまり使うことは無いかもしれませんが、急にスピードが上がることを防いでくれます。
建築時の即時ブーストは、
「オン」にすると、建築モード時はランプタイムブーストを無視して上記図のような視点移動速度グラフになります。
コントローラー用アクセサリーで調整する
上記感度設定だけでは、どうもしっくりこない場合はアクセサリーを使用することも考えてよいと思います。
・フリーク(アシストグリップ)
・エイムリング
が一般的ですね。
物理的に繊細なスティック操作ができるようにする矯正アイテムです。
これを試してみようということであれば、ベースの感度設定から見直しになりますが、自分に合った視点移動環境を作る幅は広がります。
ちなみに筆者は、等速設定の時からフリークもエイムリングも使用しています。
つまり、スティック操作がガバガバ過ぎて繊細な操作ができない人間ということです(笑)
フリークやエイムリングを使うと高感度設定にすることができるので、繊細なスティック操作と素早い視点移動の両立がしやすくなります。
エイムリングにも硬さが何種類かあるので自分に合った硬さが選べるセットがオススメです。
ただし、エイムリングは長期間使用すると柔らかくなってしまうので、消耗具合によっては感度を下げて調整する必要があることをお忘れなく。
理想はフリークのみで繊細なスティック操作ができるようにして、キレイな視点移動を安定的に行えることかなーと思います。
筆者の感度設定(参考)
筆者の感度設定は結局以下のようになっています。
※今後も自身の感覚の衰えと共に変わっていくと思いますが、参考までに記載します
- 視点の水平スピード:52%
視点の垂直スピード:52%
※エイムリングが柔らかくなってきたら感度を下げて調整、もしくはエイムリングを新品と交換。
視点入力曲線:加速度的な視点移動
回転の水平ブースト:0%
回転の垂直ブースト:0%
回転のランプタイムブースト:0秒
建築時の即時ブースト :オフ
視点の鈍化時間:0.15秒
視点スティックのデッドゾーン:7%
フリーク:あり
エイムリング:あり
上記設定は、僕個人に合わせた設定なのでマネして強くなる保証はありません。
基本であるエイムを重視したベース設定とし、様々な局面で自分の感覚とスティック操作が合っていないと感じるところを、設定やアクセサリーを使って補っていく
という考え方で、自分に合った感度調整の参考になればと思います。
ちなみに筆者は、猛者からしたらゴミレベルの存在です。
対する小学生の息子は、アリーナソロチャンピオンリーグで2桁キルビクロイする猛者…。
自分に合った感度でしっかり練習して、おっさんでも猛者になれるように頑張ります!
※2022年1月追記 最新の感度設定
僕史上、最強のコントローラーに替えたので感度も調整しました。
コントローラー自体のアナログスティックの入力曲線がかなり変わったので、ゲーム側設定も大きく変更。
滑か視点移動とエイム精度アップ、編集ミス減少を狙った設定です。
全体的にレベルが上がり、まったくソロビクロイ取れていなかったチャプター2シーズン7でしたが、このコントローラーと感度でその日に公開ソロビクロイとれました!
やはり勝因はミスが大幅に減ったことです。
- 視点の水平スピード:42%
視点の垂直スピード:42%
建築時感度倍率:×2.0
編集時感度倍率:×2.0
ADS時の感度:9%
ADS時のブースト:4%(スナイパー専用と思って設定)
視点入力曲線:等速的な視点移動
回転の水平ブースト:0%
回転の垂直ブースト:0%
回転のランプタイムブースト:0秒
建築時の即時ブースト :オフ
視点の鈍化時間:0.03秒
視点スティックのデッドゾーン:8%
フリーク:あり
エイムリング:あり
当面は、ようやく猛者にも勝てるようになってきた上記感度をベースにして、微調整していくつもりです。
やっぱオッサンの僕には、激しく動きすぎず最小限の動きで「一発必中」と「カウンター」を狙うが合ってそうです。
おわり
コメント
楽しく読ましてもらいました
「やっぱオッサンの僕には、激しく動きすぎず最小限の動きで「一発必中」と「カウンター」を狙うが合ってそうです。」
につきますね!
老眼の50歳代です、キッズに死体撃ちされながら
楽しんでプレイしてます
コメントありがとうございます!
ライトハンドピークをキープしつつ、相手の動きをしっかり見てここぞと言うときに仕留めるようにしたいです…
○体撃ちされるとまだまだムカついてしまう僕は初老さんの大らかな気持ちになれるように精進します!
コメント失礼します。
初老さん、すごく心が広いのですね。
自分はまだ高校生なのですが、周りの人より少し劣っているところがあるので拝見させていただきました。
お二人のコメントも参考にさせていただきます。
長文失礼しました。